マネージャーをアンインストールする手順を以下に示します。
アンインストールする前に、「3.1.1 事前準備」が行われているか確認してください。
Windowsに管理者権限でログオンします。
マネージャーをアンインストールするシステムにログオンします。ローカルグループのAdministratorsグループに所属するユーザーでログオンしてください。
以下の方法でマネージャーを削除します。
Windowsのコントロール パネルで"プログラムの追加と削除"を開き、[プログラムの追加と削除]画面で、"ServerView Resource Coordinator VE Manager"を選択して削除します。
参考
Windows Server 2008の場合は、Windowsのコントロール パネルで"プログラムと機能"を開いてください。
[アンインストールの確認]ダイアログが表示されるので、<OK>ボタンをクリックします。
参考
本製品のサービスは自動的に停止し、削除されます。
アンインストールが完了すると、確認画面が表示されるので、<完了>ボタンをクリックします。
インストール時に作成したスタートアップアカウントは自動的には削除されません。
不要な場合は削除してください。ただし、他の目的でも使用している場合は削除しないでください。
参考
Windowsのユーザーアカウントを削除する方法
Windowsのコントロール パネルで"管理ツール"から"コンピュータの管理"を開き、[コンピュータの管理]画面で[ローカル ユーザーとグループ]-[ユーザー]を選択します。
削除するユーザーアカウントを右クリックし、表示されたメニューで[削除(D)]を選択します。
注意
本製品に適用されている修正はアンインストールにより削除されます。アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
この場合は、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
インストール後、マネージャーの証明書は、以下のフォルダーに格納されています。
インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVssmgr\current\certificate
インストールフォルダー\Manager\etc\opt\FJSVrcxdm\certificate
アンインストール時には、以下のフォルダーに証明書が退避されます。マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合は、退避された証明書を上記の格納先にそれぞれ保存してください。
インストールフォルダー\back\site\certificate
インストールフォルダー\back\domain\certificate
アンインストールで退避された証明書が不要な場合は、手動で削除してください。
なお、マネージャーをクラスタで運用している場合は、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合は、事前準備で退避された証明書をプライマリーノードから上記の格納先に保存してください。
アンインストール後、インストールフォルダー(デフォルト: C:\Program Files\Resource Coordinator VE)が残ります。不要な場合は、残ったフォルダーを手動で削除してください。
アンインストール処理がシステム異常やシステムダウンなどの処理異常によるエラー、およびユーザーによる処理中断(キャンセル)が原因でアンインストール処理が中断された場合は、中断原因を取り除いたあと、再度アンインストールします。
再度アンインストールしても失敗する場合は、アンインストールする実行プログラムが何らかの原因で破損している可能性があります。
この場合は、本製品の1枚目のCD-ROMをセットし、コマンド プロンプトを開いたあと、以下のコマンドを実行してください。
>"CD-ROMドライブ\manager\win\setup.exe" /z"UNINSTALL" <RETURN> |
Windowsのコントロール パネルで"プログラムの追加と削除"を開き、[プログラムの追加と削除]画面で、"ServerView Resource Coordinator VE Manager"が表示されない場合は、残った資源を手動で削除してください。
参考
Windows Server 2008の場合は、Windowsのコントロール パネルで"プログラムと機能"を開いてください。
本製品が変更したDHCPサーバの設定情報は、アンインストール後も初期化されません。必要に応じて初期化してください。
本製品のアンインストール後は、DHCP Serverサービスの起動設定が"手動"になっており、サービスが停止しています。
アンインストール後、rcxloginコマンドでパスワードを保存した場合、rcxloginコマンドを実行したOSのユーザーアカウントごとに、以下のフォルダーに保存したパスワードが残ります。再インストールする場合は、削除してください。
各ユーザーのAPPDATA環境変数に設定されているフォルダー\Systemwalker Resource Coordinator\