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Interstage Information Storage トラブルシューティング集
Interstage

4.1.6 ファイルシステムの異常発生時

出力されたメッセージの対処が「カスタマサポート担当者への調査依頼」の場合は、スーパーユーザー(root)で以下の資料を採取してください。

  1. /etc/opt/FJSVdss/bin/sfcsnap.sh で採取される資料 (資料採取は root 権限で実行)

  2. /opt/FJSVsnap/bin/fjsnap -a filename で採取される資料 (資料採取は root 権限で実行)

  3. クラッシュダンプ(/var/crash/*/*)

  4. sfcfsck -N -o nolog device の出力結果


なお、調査資料を至急送付する必要がある場合は、初期調査用の資料として以下を採取してください。

  1. /etc/opt/FJSVdss/bin/sfcsnap.sh で採取される資料 (資料採取は root 権限で実行)

  2. /var/log/messages*

注意

  • 上記資料1,2 は、DSS ファイルシステムを共用するすべてのノードで採取してください。

  • 上記資料 3 は、パニックが発生したすべてのノードで採取してください。

  • 上記資料 4 は、ファイルシステムの復旧が必要な場合に採取してください。device には、問題が発生したファイルシステムのブロック特殊ファイルを指定します。

  • 資料を採取する際は、できるだけ事象が発生している状態で採取してください。システム再起動後では採取できない資料があります。

  • fjsnap で指定するファイル filename は、存在しないファイル名を指定してください。資料はこのファイル名で採取されます。

  • sfcsnap.sh では、コマンドを実行したディレクトリ配下に調査資料が採取されます。そのため、コマンドを実行するファイルシステムに 100MB 程度の空き領域が必要となります。

  • a, b の資料は初期調査用の資料です。これらを採取した後で、必ず 2~4 の資料を採取してください。


参照

PRIMECLUSTER システムにおけるトラブル調査情報の採取方法の詳細は、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Linux版)”の“トラブルシューティング”を参照してください。