ページの先頭行へ戻る
Interstage Information Storage コマンドリファレンス
Interstage

2.44 sfcadd

名前

sfcadd - DSSファイルシステムの拡張


形式

sfcadd -D device[,device,...] t_device

機能説明

sfcadd は、オプション t_device で指定された代表パーティションを持つ DSS ファイルシステムに対して、ファイルデータパーティションの追加を行います。

ファイルデータパーティションの追加は、対象ファイルシステムがアンマウントされている場合に行うことができます。このとき、データの退避/復元は必要ありません。


オプション

以下のオプションが指定できます。

-D device[,device,...]

ファイルデータ領域として追加するパーティションをブロック特殊ファイルのパス名で指定します。複数のパーティションを追加する場合は、ブロック特殊ファイルのパス名をカンマで区切って指定します。


t_device

処理の対象とする DSS ファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。

使用例

本コマンド実施後、sfcgetconf コマンドで管理パーティション情報のバックアップを行ってください。sfcgetconf コマンドで生成されたバックアップファイルを参照し、ホスト名、ポート番号、デバイス情報が正しく変更されたことを確認してください。

代表パーティションが /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 である既存の DSS ファイルシステムに対して、ファイルデータパーティションとして /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370107 と /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370108 を新規に追加する場合

sfcadd -D /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370107, /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370108 /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 <Enter>

関連項目


sfcfsck(8), sfcmkfs(8), sfcadm(8), sfcinfo(8), sfcnode(8), sfcmkconf(8)


注意事項