参照可能終了日時とは、蓄積データファイルが抽出対象外となる日時です。
参照可能終了日時の指定は、カテゴリの定義に指定します。カテゴリに参照可能終了日時を定義しない場合、蓄積データファイルの保存期限と同値が管理されます。
参照可能終了日時の指定は、以下です。
蓄積データファイルの登録日時から自動的に設定する。
登録日時から自動的に設定する方法では、登録日時からの経過期間を「年数」,「月数」,「日数」のいずれかで定義します。
参照可能終了日時は、以下で使用されます。
CPMキーを持つカテゴリのデータ抽出において、抽出条件から蓄積データファイルを自動選択する場合、参照可能な期間のファイルであるか否かを判断します。参照可能終了日時を経過した蓄積データファイルは自動選択の対象になりません。
CPMキーを持たないカテゴリのデータ抽出において、抽出対象となるファイルが指定されていない場合、参照可能終了日時を経過していないすべての蓄積データファイルが抽出対象となります。
ポイント
CPMキーを持つカテゴリでは、保存期限と参照可能終了日時との間に、データ抽出にかかる最大時間以上の充分な期間を設けることで、データ抽出と保存期限を経過した蓄積データファイルの削除間で抽出に使用中のファイルが削除されることを回避できます。
注意
参照可能終了日時は、利用者が蓄積データファイルを直接指定するデータの抽出には使用されません。直接指定した蓄積データファイルは、参照可能終了日時後であっても抽出対象となります。