ここでは、rpctlsynコマンドの表示結果の読み方を説明します。
以下に、rpctlsynコマンド(-rオプション指定)の表示内容の例を示します。
実行中
同期実行中です。
未実行
同期実行中ではありません。
未実行(異常終了)
同期実行プロセスが異常終了し、同期実行中の状態が解除されていない状態です。
未実行(異常終了)のままでは新たな同期が実行できません。当コマンドで同期実行の中止(-c)を行って同期未実行の状態にしてください。
同期実行中でない場合は、以降の情報は表示されません。
手動
レプリケーションマネージャまたはrpsyncコマンドによる実行です。
スケジュール
スケジュールによる実行です。
再試行
スケジュール再試行による実行です。
一括
スケジュールによる実行です。
差分
スケジュール再試行による実行です。
表示形式は "処理分類 - 処理詳細"であり、それぞれの表示内容と説明を以下に示します。
表示内容 | 説明 |
---|---|
初期処理 | 同期実行の初期処理です。 |
終了処理 | 同期実行の終了処理です。 |
DB読込み処理 | 一括同期の反映元処理です。 |
差分読込み処理 | 差分同期の反映元処理です。 |
DB反映処理 | 同期実行の反映先処理です。 |
表示内容 | 説明 |
---|---|
処理開始 | 各処理分類における開始処理です。 |
終了処理 | 各処理分類における終了処理です。 |
グループ情報取得 | 指定グループの構成情報取得処理です。 |
ネゴ情報送受信 | 連携相手サーバとのネゴシエーション処理です。 |
DBオープン | レプリケーション対象表アクセスの開始処理です。 |
DBクローズ | レプリケーション対象表アクセスの開始処理です。 |
DBデータ読込み | レプリケーション対象表からのデータ読込み処理です。 |
DBデータ更新 | レプリケーション対象表へのデータ更新処理です。 |
反映データ送信 | 反映元側におけるデータ送信処理です。 |
反映データ受信 | 反映先側におけるデータ受信処理です。 |
反映結果受信 | 反映元側におけるデータ反映結果の受信処理です。 |
更新情報オープン | 差分同期の反映元側における更新情報アクセスの開始処理です。 |
更新情報クローズ | 差分同期の反映元側における更新情報アクセスの終了処理です。 |
更新情報読込み | 差分同期の反映元側における更新情報のデータ読込み処理です。 |
更新情報削除 | 差分同期の反映元側における反映済み更新情報の削除処理です。 |
競合解消データ登録 | 差分共用の優先側における競合解消データの登録処理です。 |
実行中トラン完了待合せ | レプリケーション対象表に対する処理中トランザクションの完了待合せ処理です。 |
反映元で処理しても反映先で反映しない場合があり、反映先の件数とは必ずしも一致しません。
反映元で処理しても反映先で実行しない場合があり、反映先のコミット回数とは必ずしも一致しません。
なし
同期実行の中止は要求されていません。
あり
同期実行の中止は要求されています。