以下に競合検出時の詳細メッセージ情報の出力例を示します。これを元に詳細メッセージの参照方法を説明します。
図F.1 競合検出時の詳細情報出力例
(1)詳細メッセージ出力ファイルを作成または初期化した日時です。
(2)詳細メッセージの出力日時です。
(3)詳細メッセージを出力したプロセスIDとスレッドIDです。
複数スレッドから同時刻にメッセージ出力されたとき、同一メッセージを識別するために参照します。
(4)詳細メッセージのレベルは次のいずれかです。
(E)エラー
(W)警告エラー
(I)詳細情報
(5)詳細メッセージの内容です。
(a)データの更新において、更新前データが一致しない旨の競合を検出しました。
(b)反映データ送信元サーバのホスト名です。
(c)反映データ送信元のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。
(d)反映データ送信元のマスタ/レプリカ名です。
(e)データ反映先(競合検出)のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。
(f)データ反映先(競合検出)のマスタ/レプリカ名です。
(g)競合検出レコードの主キー情報です。
複数の列で主キーが構成されている場合は、構成列数だけ主キー列情報が出力されます。
(h)第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、反映データ送信元の列名は"K1"です。
この主キー列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。
(i)第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、データ反映先の列名は"A1"です。
反映データ送信元とデータ内容が異なる可能性がある場合、この主キー列のデータ内容がダンプ形式で出
力されます。
(j)不一致データの情報です。
(k)反映データ送信元の列名は"C2"で、列番号=2です。
この列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。
(l)反映データ送信元の列名は"A2"で、列番号=2です。
この列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。
上記の出力内容より、競合検出データの内容を確認し、必要であれば対象のデータを修正してください。