レプリケーションには同期時のデータの送信方向によって、3種類の運用形態があります。以下に、各運用形態を説明します。
マスタとして定義したデータファイルの内容を、レプリカとして定義したデータファイルへ反映します。
この運用形態は、マスタからレプリカへの片方向のデータ配信業務に利用できます。
図2.5 配布
レプリカとして定義した複数のデータファイルの内容を、マスタとして定義した1つのデータファイルに反映します。
この運用形態は、レプリカからマスタへの片方向のデータ集約業務に利用できます。
レプリカで追加、更新したデータを一括してマスタへ集約できるため、エントリ業務に利用できます。
図2.6 集約
マスタとして定義したデータファイルの内容とレプリカとして定義したデータファイルの内容を、相互に反映します。
この運用形態は、マスタおよびレプリカの両方のデータを更新する場合に利用できます。
図2.7 共用