仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを配備する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを配備する自動運用プロセスでは、仮想サーバのシステムを構築するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを構築します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスには、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 使用する運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ構築 | 仮想サーバを構築する | 仮想サーバを構築します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの構築結果を通信します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、パラメーターに値の設定が必要です。
仮想サーバ構築
また、以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
以下に従い、パラメーターの値を入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
仮想サーバ構築 | serverpassword | 仮想サーバの構築で使用するイメージに設定されている管理者パスワードと同じ値(注1) |
完了通知 | smtpusername (注2) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注2) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注1)
使用する全てのイメージで管理者パスワードは共通にします。
イメージ毎に異なるパスワードにする場合は、申請画面から入力するようにしてください。また、サーバ毎にパラメーター名を変更してください。
注2)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
構築情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。以下の3画面で構成されています。
各サーバ共通の情報入力画面
サーバ1の情報入力画面
サーバ2の情報入力画面
構築情報入力画面(各サーバ共通)での入力情報
構築情報入力画面(各サーバ共通)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
構築情報入力画面(サーバ1)での入力情報
構築情報入力画面(サーバ1)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
仮想環境の管理サーバのIPアドレス | 必須 | 仮想環境の管理製品の管理サーバのIPアドレスを指定。 | manageserver1 |
適用するテンプレート名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するテンプレート名を指定。 | templatename1 |
適用するイメージ名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するイメージ名を指定。 | imagename1 |
仮想サーバに付与する名前 | 必須 | 構築する仮想サーバに付与する名前を指定。 | servername1 |
割り当てるネットワークリソース名 | 必須 | 構築する仮想サーバに割り当てるネットワークリソース名を指定。 | network1 |
割り当てるIPアドレス | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てるIPアドレスを指定。 | serveripaddress1 |
プロダクトキー | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てる製品キーを指定。 | productkey1 |
CPU数 | 任意 | テンプレート情報からCPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor1 |
CPU性能 | 任意 | テンプレート情報からCPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。 | processorspeed1 |
メモリサイズ | 任意 | テンプレート情報からメモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。 | memorysize1 |
構築情報入力画面(サーバ2)での入力情報
構築情報入力画面(サーバ2)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
仮想環境の管理サーバのIPアドレス | 必須 | 仮想環境の管理製品の管理サーバのIPアドレスを指定。 | manageserver2 |
適用するテンプレート名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するテンプレート名を指定。 | templatename2 |
適用するイメージ名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するイメージ名を指定。 | imagename2 |
仮想サーバに付与する名前 | 必須 | 構築する仮想サーバに付与する名前を指定。 | servername2 |
割り当てるネットワークリソース名 | 必須 | 構築する仮想サーバに割り当てるネットワークリソース名を指定。 | network2 |
割り当てるIPアドレス | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てるIPアドレスを指定。 | serveripaddress2 |
プロダクトキー | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てる製品キーを指定。 | productkey2 |
CPU数 | 任意 | テンプレート情報からCPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor2 |
CPU性能 | 任意 | テンプレート情報からCPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。 | processorspeed2 |
メモリサイズ | 任意 | テンプレート情報からメモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。 | memorysize2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを変更する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを変更する自動運用プロセスでは、仮想サーバのシステム変更を行うために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを停止します。
仮想サーバのシステムを変更します。
仮想サーバを起動します。
仮想サーバの詳細情報を取得します。
取得した情報をファイルに出力します。
5. で作成したファイルを添付して、完了通知をメール送信します。
5. で作成したファイルを削除します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
仮想サーバ変更 | 仮想サーバを変更する | 仮想サーバのシステムを変更します。 |
仮想サーバ起動 | 仮想サーバを起動する | 仮想サーバを起動します。 |
仮想サーバの詳細情報取得 | 仮想サーバの詳細情報を取得する | 仮想サーバの詳細情報を取得します。 |
詳細情報をファイル出力 | ファイルを作成する | 取得した仮想サーバの詳細情報を、完了通知メールに添付するためにファイル出力します。 |
出力ファイルを削除 | ファイルを削除する | 詳細情報を出力したファイルを削除します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更の完了を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
変更情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。以下の3画面で構成されています。
各サーバ共通の情報入力画面
サーバ1の情報入力画面
サーバ2の情報入力画面
変更情報入力画面(各サーバ共通)での入力情報
変更情報入力画面(各サーバ共通)では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
変更情報入力画面(サーバ1)での入力情報
変更情報入力画面(サーバ1)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
変更を行う仮想サーバ名 | 必須 | 変更する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
仮想サーバ名 | 任意 | 仮想サーバ名を変更する場合に、変更後の仮想サーバ名を指定。 | newservername1 |
CPU数 | 任意 | CPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor1 |
CPU性能 | 任意 | CPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。 | processorspeed1 |
メモリサイズ | 任意 | メモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。 | memorysize1 |
増設するディスク容量 | 任意 | ディスクを増設する場合に、増設するディスク容量を指定。 | disksize1 |
変更情報入力画面(サーバ2)での入力情報
変更情報入力画面(サーバ2)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
変更を行う仮想サーバ名 | 必須 | 変更する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想サーバ名 | 任意 | 仮想サーバ名を変更する場合に、変更後の仮想サーバ名を指定。 | newservername2 |
CPU数 | 任意 | CPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor2 |
CPU性能 | 任意 | CPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。 | processorspeed2 |
メモリサイズ | 任意 | メモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。 | memorysize2 |
増設するディスク容量 | 任意 | ディスクを増設する場合に、増設するディスク容量を指定。 | disksize2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを破棄する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを破棄する自動運用プロセスでは、仮想サーバを削除するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを停止します。
仮想サーバを削除します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
仮想サーバ削除 | 仮想サーバを削除する | 仮想サーバを削除します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの削除の完了を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバの削除でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
削除情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
削除情報入力画面での入力情報
削除情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | 削除する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | 削除する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを起動する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを起動する自動運用プロセスでは、仮想サーバを起動するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを起動します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ起動 | 仮想サーバを起動する | 仮想サーバを起動します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの起動結果を通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
起動情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
起動情報入力画面での入力情報
起動情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | 起動する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | 起動する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを停止する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを停止する自動運用プロセスでは、仮想サーバを停止するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを停止します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの停止結果を通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
停止情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
停止情報入力画面での入力情報
停止情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | 停止する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | 停止する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを再起動する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを再起動する自動運用プロセスでは、仮想サーバを再起動するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを再起動します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ再起動 | 仮想サーバを再起動する | 仮想サーバを再起動します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの再起動結果を通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
再起動情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
再起動情報入力画面での入力情報
再起動情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | 再起動する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | 再起動する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムのスナップショットを作成する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムのスナップショットを作成する自動運用プロセスでは、仮想サーバのスナップショットを作成するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを停止します。
仮想サーバのスナップショットを作成します。
仮想サーバを起動します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
仮想サーバのスナップショット作成 | 仮想サーバのスナップショットを作成する | 仮想サーバのスナップショットを作成します。 |
仮想サーバ起動 | 仮想サーバを起動する | 仮想サーバを起動します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更の完了を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
スナップショット作成情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
スナップショット作成情報入力画面での入力情報
スナップショット作成情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | スナップショットを作成する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | スナップショットを作成する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムのスナップショットを復元する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムのスナップショットを復元する自動運用プロセスでは、仮想サーバのスナップショットを復元するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを停止します。
仮想サーバのスナップショットを復元します。
仮想サーバを起動します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスは運用に応じて、変更を行ってください。
操作対象の仮想サーバの増減
自動運用プロセスは、2つの仮想サーバに対して並列に操作する場合を想定した自動運用プロセスとなっています。
操作を行うサーバ数を変更する場合は、“2.1.9 操作対象の仮想サーバ数の変更”に従い自動運用プロセスを変更してください。
自動運用プロセスは、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
仮想サーバのスナップショット復元 | 仮想サーバのスナップショットを復元する | 仮想サーバのスナップショットを復元します。 |
仮想サーバ起動 | 仮想サーバを起動する | 仮想サーバを起動します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更の完了を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い、値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターを入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 | smtpusername (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
スナップショット復元情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。
スナップショット復元情報入力画面での入力情報
スナップショット復元情報入力画面では以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、エラー通知メールの送信先アドレス。 | toaddress |
サーバ1の情報 | 必須 | スナップショットを復元する仮想サーバ名を指定。 | servername1 |
サーバ2の情報 | 必須 | スナップショットを復元する仮想サーバ名を指定。 | servername2 |
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを配備してCMDBに登録する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを配備してCMDBに登録する自動運用プロセスでは、仮想サーバのシステムを構築してCMDBに登録するために、以下の順番で処理します。
仮想サーバを構築します。
仮想サーバを起動します。
仮想サーバの起動を確認します。
仮想サーバの情報をCMDBに登録します。
仮想サーバにネットワークの設定をします。
仮想サーバにソフトウェアをインストールします。
仮想サーバに設定した情報をCMDBに登録します。
仮想サーバを再起動します。
仮想サーバの正常稼働確認をします。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスには、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 使用する運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバ構築 | 仮想サーバを構築する | 仮想サーバを構築します。 |
仮想サーバの詳細情報を取得 | 仮想サーバの詳細情報を取得する | 構築した仮想サーバに割り当てられたIPアドレスを取得します。 |
仮想サーバの起動 | 仮想サーバを起動する | 仮想サーバを起動します。 |
稼働確認 | ノードの稼働状態を確認する | 仮想サーバが起動しているか確認します。 |
ディスカバリを実行 | 任意のコマンドを実行する | 構築した仮想サーバの情報をCMDBに登録します。 |
構成要素の更新 | 構成要素を更新する | 仮想サーバの情報をCMDBに設定してある運用ルールに更新します。 |
ネットワークの設定 | OSのネットワークの設定を行う | 仮想サーバのネットワーク情報を設定します。 |
ソフトウェアをインストールする | ソフトウェアをインストールする | 仮想サーバにソフトウェアをインストールします。 |
ディスカバリを実行 | 任意のコマンドを実行する | インストールしたソフトウェアの情報をCMDBに登録します。 |
仮想サーバを再起動する | 仮想サーバを再起動する | 仮想サーバを再起動します。 |
サーバが正常に稼働しているか確認 | サーバが正常に稼働しているか確認する | 仮想サーバの稼働状態を確認します。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバの構築結果を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバの構築でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、パラメーターに値の設定が必要です。
仮想サーバ構築
また、以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターの値を入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
仮想サーバ構築 | serverpassword | 仮想サーバの構築で使用するイメージに設定されている管理者パスワードと同じ値(注1) |
完了通知 エラー通知 | smtpusername (注2) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注2) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注1)
使用する全てのイメージで管理者パスワードは共通にします。
イメージ毎に異なるパスワードにする場合は、申請画面から入力するようにしてください。また、サーバ毎にパラメーター名を変更してください。
注2)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
変更情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。以下の4画面で構成されています。
基本情報の情報入力画面
サーバの情報入力画面
ネットワークの情報入力画面
サーバへインストールするソフトウェアの情報入力画面
構築情報入力画面(基本情報)での入力情報
構築情報入力画面(基本情報)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、および、エラー通知メールの送信先アドレスを指定。 | to_address |
確認するグループ名 | 必須 | サーバの稼働確認する情報の登録グループ名を指定。稼働確認する情報をCMDBに登録した際のグループ名を指定。 | Groupname |
構築情報入力画面(サーバの情報)での入力情報
構築情報入力画面(サーバの情報)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
仮想環境の管理サーバのIPアドレス | 必須 | 仮想環境の管理製品の管理サーバのIPアドレスを指定。 | managerserver |
適用するテンプレート名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するテンプレート名を指定。 | templatename |
適用するイメージ名 | 必須 | 構築する仮想サーバに適用するイメージ名を指定。 Systemwalker Runbook Automation エージェントが導入されているイメージを指定してください。 | imagename |
仮想サーバに付与する名前 | 必須 | 構築する仮想サーバに付与する名前を指定。 | servername |
割り当てるネットワークリソース名 | 必須 | 構築する仮想サーバに割り当てるネットワークリソース名を指定。 | network |
割り当てるIPアドレス | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てるIPアドレスを指定。 | serveripaddress |
プロダクトキー | 任意 | 構築する仮想サーバに割り当てる製品キーを指定。 | productkey |
CPU数 | 任意 | テンプレート情報からCPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor |
CPU性能 | 任意 | テンプレート情報からCPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。GHzを単位として、0.1~8の範囲で小数第一位まで指定が可能。なお、単位(GHz)は指定不要です。 | processorspeed |
メモリサイズ | 任意 | テンプレート情報からメモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。Gバイトを単位として、0.1~255の範囲で少数第一位まで指定が可能。なお、単位(Gバイト)は指定不要です。 | memorysize |
構築情報入力画面(ネットワークの情報)での入力情報
構築情報入力画面(ネットワークの情報)では、以下の情報を入力します。
入力項目に値がない場合は、OSのネットワークの設定を行いません。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
ドメイン名 | 任意 | OSのネットワーク情報のドメイン名を指定。複数指定する場合は、項目を","(カンマ)区切りで指定。 | domain_name |
ドメインに参加するためのユーザ名 | 任意 | ドメインに参加する場合、参加するドメインのユーザー名を指定。 | domain_username |
ドメインに参加するためのユーザーのパスワード | 任意 | ドメインに参加する場合、参加するドメインのユーザーのパスワードを指定。 | domain_password |
ワークグループ | 任意 | OSのネットワーク情報のワークグループを指定。 | workgroup |
ネットワーク・インターフェース | 任意 | DNSサーバアドレス、WINSアドレスを設定するネットワーク・インターフェースを指定。 | interface_name |
DNSサーバアドレス | 任意 | OSのネットワーク情報のDNSサーバアドレスを指定。複数指定する場合は、項目を","(カンマ)区切りで指定。 | dns |
WINSアドレス | 任意 | OSのネットワーク情報のWINSアドレスを指定。複数指定する場合は、項目を","(カンマ)区切りで指定。 | wins |
構築情報入力画面(サーバへインストールするソフトウェアの情報)での入力情報
構築情報入力画面(サーバへインストールするソフトウェアの情報)では、以下の情報を入力します。
なお、入力項目への設定によって以下のとおり動作します。
すべての入力項目に値がない場合
ソフトウェアのインストールは行いません。
インストールするコマンド名のみに値を設定した場合
インストールファイルの転送は行いません。インストールするホストに格納されているファイルを使用してインストールします。
すべての入力項目に値を設定した場合
入力内容に従ってインストールファイルの転送を行った後、インストールを実施します。
上記以外の場合
エラーとなります。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
インストールファイルの転送元ホスト名 | 任意 | インストールするソフトウェアが保管してある端末のホスト名を指定。 | source_hostname |
インストールするコマンド名 | 任意 | インストールするソフトウェアを実行するコマンド名と引数を指定。 | command_line |
インストールファイルの名前 | 任意 | インストールするソフトウェアのファイルの名前または、フォルダ名(絶対パス)を指定。 | source_file |
インストール先のインストールファイルの名前 | 任意 | インストールするソフトウェアのファイルを、仮想サーバに転送するファイルの名前または、フォルダ名(絶対パス)を指定。 | destination_file |
仮想サーバの構築に使用するイメージ
本テンプレートで構築した仮想サーバとの通信には、ファイル通信基盤を使用することを前提としています。このため、仮想サーバの構築に使用するイメージには、Systemwalker Runbook Automation エージェントが導入されているイメージを使用してください。
CMDBへの情報登録
仮想サーバの構築後に、構築したサーバ情報をCMDBに登録するためにコマンドを実行しています。本テンプレートを流用して、新たな自動運用プロセスを作成する場合には、以下の運用操作部品とノードは削除しないでください。
詳細情報を取得する(運用操作部品「仮想サーバの詳細情報を取得する」)
CMDBに情報を登録するコマンドの実行で必要となる、仮想サーバのIPアドレスとOS種別を取得しています。
仮想サーバを起動する(運用操作部品「仮想サーバを起動する」)
CMDBに登録する情報を収集するために、仮想サーバを起動する必要があります。
ディスカバリを実行する(運用操作部品「任意のコマンドを実行する」)
構築した仮想サーバの情報をCMDBに登録します。
Delayノード
CMDBへの情報登録の完了を待ち合わせます。
構成要素を更新する(運用操作部品「構成要素を更新する」)
サーバの稼働確認する情報の登録グループ名を、CMDBの仮想サーバの情報に登録します。
参考
IPアドレスを指定したサーバのITリソース情報を収集して、CMDBに反映します。
【Windows】
cmdbrefresh.exe -q type=AGT_INVIP deployedpackage=IPアドレス,OSタイプ
【Linux】
cmdbrefresh.sh -q type=AGT_INVIP deployedpackage=IPアドレス,OSタイプ
IPアドレス:
収集対象のサーバのIPアドレスを指定してください。
OSタイプ:
収集対象のサーバのOSタイプを指定してください。Windows,Linuxを指定します。
0:正常終了
0以外:異常終了
cmdbrefresh.exe -q type=AGT_INVIP deployedpackage=192.168.0.1,Windows
コマンド格納場所などの上記以外の情報については、“Systemwalker Rubook Automation リファレンスガイド”の“cmdbrefresh(実態レコードの収集要求コマンド)”を参照してください。
仮想環境向け運用テンプレートで提供するシステムを変更してCMDBに登録する自動運用プロセスの以下の項目について説明します。
処理概要
自動運用プロセスに設定されている入力値の変更
画面での入力情報
システムを変更してCMDBに登録する自動運用プロセスでは、以下の順番で処理します。
システムの変更を承認します。
指定した時刻の到来を待ち合わせます。
仮想サーバを停止します。
仮想サーバのシステム変更をします。
仮想サーバを起動します。
仮想サーバの起動を確認します。
仮想サーバの情報をCMDBに登録します。
仮想サーバのホスト名を変更します。
仮想サーバを再起動します。
仮想サーバの起動を確認します。
仮想サーバが正常に稼働していることを確認します。
完了通知をメール送信します。
自動運用プロセスには、以下に示す運用操作部品が配置されています。
名前 | 使用する運用操作部品名 | 目的 |
---|---|---|
仮想サーバを停止 | 仮想サーバを停止する | 仮想サーバを停止します。 |
仮想サーバのシステムを変更 | 仮想サーバのシステムを変更する | 仮想サーバのシステムを変更します。 |
仮想サーバの詳細情報を取得 | 仮想サーバの詳細情報を取得する | 仮想サーバの詳細情報を取得します。 |
仮想サーバを起動 | 仮想サーバを起動する。 | 仮想サーバを起動します。 |
ノードの稼働状態を確認 | ノードの稼働状態を確認する | 仮想サーバが起動しているか確認します。 |
ディスカバリを実行 | 任意のコマンドを実行する | 構築した仮想サーバの情報をCMDBに登録します。 |
ホスト名を変更 | ホスト名を変更する | 仮想サーバのホスト名を変更します。 |
仮想サーバを再起動 | 仮想サーバを再起動する | 仮想サーバを再起動します。 |
サーバの正常稼働確認 | サーバが正常に稼働しているか確認する | 仮想サーバのサービスの起動確認およびポートの接続確認を行います。 |
完了通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更の完了を通知します。 |
エラー通知 | メールを送信する | 仮想サーバのシステム変更でエラーが発生したことを通知します。 |
自動運用プロセスの以下の設定が必要です。
ユーザ定義属性
運用操作部品の入力情報
ユーザ定義属性
自動運用プロセスのユーザ定義属性に値の設定が必要です。以下に従い値を入力してください。
ユーザ定義属性名 | 入力値 | 用途 |
---|---|---|
smtp_server | 送信メール(SMTP)サーバのホスト名またはIPアドレス | メールを送信する運用操作部品のhostnameパラメーターの値として使用 |
from_address | エラーメールの送信元アドレス | メールを送信する運用操作部品のfromaddressパラメーターの値として使用 |
運用操作部品の入力情報
自動運用プロセスに配置されている以下の運用操作部品の入力情報に対して、必要に応じてパラメーターに値を設定してください。
完了通知
エラー通知
以下に従い、パラメーターの値を入力してください。
運用操作部品名 | パラメーター名 | 入力値 |
---|---|---|
完了通知 エラー通知 | smtpusername (注1) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザー名 |
smtppassword (注1) | 送信メール(SMTP)サーバのホストへSMTP認証を行うユーザーのパスワード |
注1)
メール送信時にSMTPサーバへの認証が必要な環境の場合に、設定してください。
参照
自動運用プロセスの変更方法については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”を参照してください。
自動運用プロセスでの操作時、以下の画面にて操作に必要な値の入力を行います。
変更情報入力画面
自動運用プロセスの実行時に、値の入力を行います。以下の画面で構成されています。
基本情報入力画面
サーバの変更情報入力画面
変更情報入力画面(基本情報)での入力情報
変更情報入力画面(基本情報)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
変更を開始する時刻 | 任意 | システムの変更を開始する時刻を“YYYY/MM/DD hh:mm:ss”の形式で指定。 YYYY: 年を西暦(4桁)で指定。 MM: 月(2桁)を指定。 DD: 日(2桁)を指定。 hh: 時間(2桁)を指定。 mm: 分(2桁)を指定。 ss: 秒(2桁)を指定。 初期値として、ユーザ定義属性: starttimeに設定されている日時を表示します。 年月日についてはカレンダーを使用して入力が可能です。 | starttime |
完了通知メールの送信先アドレス | 必須 | 完了通知メール、および、エラー通知メールの送信先アドレスを指定。 | toaddress |
変更情報入力画面(サーバの変更情報)での入力情報
変更情報入力画面(サーバの変更情報)では、以下の情報を入力します。
入力項目 | 必要性 | 入力内容 | 入力値を設定する自動運用 |
---|---|---|---|
変更を行う仮想サーバ名 | 必須 | 変更する仮想サーバ名を指定。 | servername |
新しい仮想サーバ名 | 任意 | 仮想サーバ名を変更する場合に、変更後の仮想サーバ名を指定。 | newservername |
CPU数 | 任意 | CPU数を変更する場合に、変更後のCPU数を指定。 | numofprocessor |
CPU性能 | 任意 | CPU性能を変更する場合に、変更後のCPU性能を指定。GHzを単位として、0.1~8の範囲で小数第一位まで指定が可能。なお、単位(GHz)は指定不要です。 | processorspeed |
メモリサイズ | 任意 | メモリサイズを変更する場合に、変更後のメモリサイズを指定。Gバイトを単位として、0.1~255の範囲で少数第一位まで指定が可能。なお、単位(Gバイト)は指定不要です。 | memorysize |
増設するディスク容量 | 任意 | ディスクを増設する場合に、増設するディスク容量を指定。Gバイトを単位として、0.1~2048の範囲で少数第一位まで指定が可能。なお、単位(Gバイト)は指定不要です。 | additionaldisksize |
ドメインユーザ名 | 任意 | 仮想サーバ名を変更する場合で、仮想サーバがドメインに参加している場合に、ドメインに接続するユーザ名を指定。 | domainusername |
ドメインパスワード | 任意 | 仮想サーバ名を変更する場合で、仮想サーバがドメインに参加している場合に、ドメインに接続するユーザのパスワードを指定。 | domainpassword |
CMDBへの情報登録
仮想サーバのシステム変更後に、変更したサーバ情報をCMDBに登録するためにコマンドを実行しています。本テンプレートを流用して、新たな自動運用プロセスを作成する場合には、以下の運用操作部品とノードは削除しないでください。
詳細情報を取得する(運用操作部品「仮想サーバの詳細情報を取得する」)
CMDBに情報を登録するコマンドの実行で必要となる、仮想サーバのIPアドレスとOS種別を取得しています。
仮想サーバを起動する(運用操作部品「仮想サーバを起動する」)
CMDBに登録する情報を収集するために、仮想サーバを起動する必要があります。
ディスカバリを実行する(運用操作部品「任意のコマンドを実行する」)
変更した仮想サーバの情報をCMDBに登録します。
Delayノード
CMDBへの情報登録の完了を待ち合わせます。
サーバ情報をCMDBに登録するコマンドについては、“2.1.8.9.4 本テンプレートを使用上の注意事項”を参照してください。