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Systemwalker Runbook Automation V14g Studio利用ガイド
Systemwalker

11.8.2 一時停止時、再開時、中止時アクションの使用方法

一時停止時、再開時、および中止時アクション(*時アクション)は、管理者がプロセスインスタンスの実行を一時停止、再開、または中止するコマンドを発行して、プロセスインスタンスの状態が変化するとき、その直前に実行されます。

注意

*時アクションは、例外やエラーとは関係なく、状態遷移を起こすコマンドが起動されたときに実行される通常のJava Actionです。特別な目的で使用されるとはいえ、これらのコマンドは、通常のJava Actionと同様に取り扱われます。

*時アクションは、個々のアクティビティ(たとえば各ノード)に対して、またはプロセス定義に対して定義できます。たとえば、ノードとプロセス定義の両方に対して一時停止時 Java Actionを定義するとします。このノードが活性化されている場合、管理者がプロセスインスタンスを一時停止するコマンドを発行すると、Java Actionは以下の順序で実行されます。

  1. ノードの一時停止時 Java Actionが実行されます。

  2. プロセス定義の一時停止時 Java Actionが実行されます。

他のすべてのJava Actionと同様に、*時アクションセットは、他のJava Actionを複数包含できます。

*時アクションを定義するには、以下の手順に従います。

  1. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  2. [プロパティ]ビューで、[例外処理]タブを選択します。

    まだ*時アクションを1つも定義していない場合は、以下のように3つの各アクションに空のフォルダが表示されます。

    図11.38 *時アクションの表示

  3. 作成する*時アクションのタブを選択し、[追加]をクリックします。

    [アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  4. エラーアクションとしてのJava Actionを定義します。詳細については、「11.1 Java Action」を参照してください。

  5. [OK]をクリックします。