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Systemwalker Runbook Automation V14g Studio利用ガイド
Systemwalker

11.2.12 プロセスインスタンスの説明の設定

デフォルトでは、プロセスインスタンスには作成元のプロセス定義と同じ説明が設定されます。この説明は、プロセスインスタンスの実行中に「プロセスインスタンスの説明の設定」Java Actionを使用して変更することができます。

プロセスインスタンスの説明を設定する方法について説明します。

  1. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所を選択し、[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  3. [サーバアクション]を展開し、[プロセスインスタンスの説明の設定]をダブルクリックします。

  4. Java Actionのアクション名とノートを入力します。

  5. プロセスインスタンスの説明を[プロセスの説明]フィールドで指定します。

    プロセスインスタンスの説明は次の方法で設定することができます。定数(説明)を入力することや、値として説明が指定されているUDAを選択すること、また、評価された結果が説明になる複合JavaScript式を記述することができます。詳細については、「11.14 JavaScript式の定義」を参照してください。

    以下の例では、プロセスインスタンスの説明に"プロセス開始-"という文字列と"uda. get (Description)"の値で設定されます。

    図11.19 プロセスインスタンスの説明の設定

  6. [OK]をクリックします。

注意

補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、「11.1.7 Java Actionのエラー処理」を参照してください。