ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation V14g Studio利用ガイド
Systemwalker

6.1.1 入力情報の定義

運用操作部品を呼び出す際の入力情報について説明します。

[入力情報]タブ

[入力情報]タブには運用操作部品を実行するために必要な入力情報を設定します。[入力情報]タブには運用操作部品の実行に必要な入力情報を設定する[基本]セクションと、オプション(任意)の入力情報を設定する[拡張]セクションがあります。[基本]セクションで名前の左側に(*)が付いている入力情報には必ず値を設定する必要があります。[拡張]セクションの入力情報には設定が必要な場合のみ設定を行ってください。変更したい行を選択すると、画面の右側に入力情報を編集するための[設定内容]セクションが表示され、入力情報を編集することができます。

注意

[入力情報]-[基本]および[拡張]セクションで設定可能なパスワード情報については、運用操作部品ノードでの入力情報の設定は省略することを推奨します。パスワードの入力を省略した場合、あらかじめ管理サーバで設定された情報を安全に利用することができます。

運用操作部品ノードでの入力情報として指定した値は外部から参照しやすい情報となってしまうため、パスワードを設定する方法としてはセキュリティの面から推奨できません。なお、本製品では、テスト環境など機密情報を保護する必要がない場合に簡単に設定できるようパスワードの値を指定できるようにしています。

[入力情報]タブの[基本]/[拡張]セクションの項目

項目名

説明

入力情報への値の設定が必須の場合に、(*)が表示されます。

※[拡張]セクションのリストには表示されません。

名前

入力情報の名前が表示されます。

入力元

運用操作部品に渡す情報の入力元の種別と値が表示されます。

表示例: "[fixed] server1"

表示例: "[uda] hostname"

[入力情報]タブの[設定内容]セクションの項目

項目名

説明

変数名

入力情報の名前を表示します。(編集不可)

データタイプ

入力情報のデータタイプを表示します。(編集不可)

(STRING, INTEGER, PASSWORD)

最小値
(最小文字数)

運用操作部品に渡す情報の最小値または最小文字数が表示されます。(編集不可)

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最小値が表示されます。[データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最小文字数が表示されます。

最大値
(最大文字数)

運用操作部品に渡す情報の最大値または最大文字数が表示されます。(編集不可)

[データタイプ]が "INTEGER" の場合には値の最大値が表示されます。[データタイプ]が "STRING"、"PASSWORD" の場合には値の最大文字数が表示されます。

種別

入力元の種別を選択します。

- fixed (固定値)

- uda (ユーザ定義属性)

値を直接入力するか、コンボボックスから選択します。

値フィールドに"@{uda:UDA名}"と記述することにより、運用操作部品の実行時に複数の可変パラメーターを渡すことができます。値フィールドで"Ctrl+Space"キーを押下すると可変パラメーターの入力補完機能が利用できます。

※種別に "fixed" を選択した場合にラベルが "値" になります。

変数名

ユーザ定義属性の名前をコンボボックスから選択します。

※種別に "uda" を選択した場合にラベルが "変数名" になります。

※コンボボックスには、タイプがSTRINGのUDAのみ表示されます。

[入力情報]タブの[説明]セクションの項目

項目名

説明

入力情報についての説明を表示します。(編集不可)