自動運用プロセスの中で、指定した日時や、任意に設定した時間間隔でメールを送信することができます。
これにより、承認アクティビティで自動運用プロセスの処理が滞留している場合などに、承認者に対して作業の督促メールを定期的に通知することができます。
メール送信設定は、自動運用プロセス内のアクティビティ毎に設定できます。
自動運用プロセスを作成し、設定対象のアクティビティを選択します。
プロパティビューから[タイマー]タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
追加されたタイマーの名称は任意に変更できます。
メールを送信する日時間隔を設定します。[定期的]チェックボックスをチェックし、以下の項目について設定します。なお、各項目の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド”の“タイマーの定義”を参照してください。
項目 | 説明 |
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タイプ | タイマーのタイプを選択します。以下のいずれかを選択してください。
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日 | 日数の間隔を設定します。「時間」の設定と組み合わせることで、定期間隔を指定できます。[定期的]チェックボックスをチェックすると、「日後」から「日毎」に変わります。 |
時間 | 時間の間隔を設定します。「日」の設定と組み合わせることで、定期間隔を指定できます。 |
例えば、「日」に0(日毎)、「時間」に03:00:00を設定した場合、設定されたアクティビティが動いてから毎日3時間毎にメールが通知されます。
また、「日」に1(日毎)、「時間」に06:00:00を設定した場合、設定されたアクティビティが動いてから1日と6時間(30時間)毎にメールが通知されます。
参考
メール通知の設定が有効になっている場合、当該アクティビティに処理が遷移した直後に1度目のメール通知が実施されます。
以下は、タイマーの[タイプ]でカレンダーを選択し、「日」に1(日毎)、「時間」に06:00:00を設定した入力例になります。
[タイマーアクション]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。表示されたアクションタイプリストダイアログで、[通知アクション]-[メール送信]を選択します。
表示された[メール送信]ダイアログで[アドレス]タブを選択し、メール送信先のアドレスを入力します。
“E”モードでメールアドレスを入力する場合、メールアドレスはダブルクォーテーション付きで入力します。
[メール送信]ダイアログの[コンテンツ]タブを選択し、メールの件名や本文を入力します。
また、メール送信ダイアログの詳細タブを選択し、メール送信アクションに任意の名称や説明を付加することもできます。
[メール送信]ダイアログの[OK]ボタンをクリックすると、設定は完了です。
メール送信設定が有効になったプロセス定義は、以下のように表示されます。