Systemwalker Runbook Automationでは、自動運用プロセスをスケジュール定義に従って、あらかじめ決められた日時に自動的に起動させることができます。
スケジュール定義とは、自動運用プロセスを自動起動する条件定義で、起動する日付や時刻に関する定義です。休日に関する設定と起動日に関する設定をそれぞれ別で行い、これらの組み合わせにより起動日が決められます。起動日と休日が重なった場合には、決められた日数分、起動日を前後にシフトするといった設定も可能です。
休日の設定
休日の判断をするための休日カレンダーを作成して利用します。運用管理者がコマンドにより作成し、登録します。
管理サーバ内で共通に利用できます。
起動日の設定
起動日の設定には、以下の2つの方法があります。
スケジュールパターンを利用する
週次、月次など起動日を設定したスケジュールパターンを事前に登録し、プロセス定義ごとにどのパターンを利用するかを選択します。
スケジュールパターンを利用しない
プロセス定義に対して、起動日を直接設定します。
休日と起動日の設定の組み合わせ
起動日は、休日の設定(休日カレンダー)と起動日の設定(スケジュールパターンまたは直接指定)の組み合わせで決められます。休日カレンダーについては、複数の休日カレンダーを組み合わせることも可能です。
以下に、組み合わせの例を示します。
スケジュールパターンを利用する場合
事前に作成し、登録しておいた休日カレンダーとスケジュールパターンから、それぞれ休日と起動日を選択します。
この組み合わせによりスケジュール定義が作成され、起動日が決まります。
スケジュールパターンを利用しない場合
休日は、事前に作成した休日パターンから選択します。起動日は、直接指定します。
この組み合わせによりスケジュール定義が作成され、起動日が決まります。