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Systemwalker Runbook Automation V14g 導入ガイド
Systemwalker

8.7 プロセスインスタンスの削除

処理が終了してから一定期間を過ぎるなどで、不要になったプロセスインスタンスが大量に蓄積されると、プロセス管理用のデータベース領域が圧迫されたり、性能劣化をおこしたりする原因になります。これらのプロセスインスタンスは、swrba_admin(管理コマンド)使用して削除することができます。

注意

  • 本作業を実施すると、プロセスインスタンスの情報はデータベース上から削除されます。削除前に、swrba_admin(管理コマンド)のプロセスインスタンス詳細情報取得オプションを使用すると、プロセスインスタンスの履歴情報をXML形式で取得できます。これらの履歴情報より、プロセスインスタンスをデータベースから削除した後でも、履歴情報を確認することが可能です。

  • 大量のプロセスインスタンスの削除を行う場合は、進行中のプロセスインスタンスへの影響を考慮して運用時間外に行ってください。swrba_admin(管理コマンド)のプロセスインスタンスの検索オプションを使用することで、削除対象となるプロセスインスタンスがいくつ存在するかを確認することができます。

実行例

一定期間を過ぎたプロセスインスタンスを削除する場合のコマンドの実行例を、以下に示します。

ここでは、プロセスインスタンスの状態が“closed”でありかつ、2010年の一年間に起動されたプロセスインスタンスを削除する例を示します。

Windows】

[Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\bin\swrba_admin pi-delete -user swrbaadmin -password systemwalker#1  -startedafter 2010-01-01 -startedbefore 2010-12-31 -state closed

Linux】

/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_admin pi-delete -user swrbaadmin -password systemwalker#1  -startedafter 2010-01-01 -startedbefore 2010-12-31 -state closed

swrba_admin(管理コマンド)の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”を参照してください。