Systemwalker Runbook Automationが内部でプロセスを管理するために必要なデータベースのアクセスアカウントのパスワードを変更する方法について説明します。
Systemwalker Runbook Automationの初回セットアップ時に、デフォルト値として以下のユーザーを作成します。
アカウント名 | swrbadb |
パスワードを変更する手順は、以下の通りです。
Systemwalker Runbook Automationの停止
データベースアクセスアカウントのパスワード変更
JDBCデータソースのパスワード変更
Systemwalker Runbook Automationの起動
Systemwalker Runbook Automationの停止
“4.1.2 Systemwalker Runbook Automationの停止”を参照して、管理サーバを停止してください。
データベースアクセスアカウントのパスワード変更
以下の手順によりパスワードを変更します。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automationインストールディレクトリ]\bin\swrba_db_change_password |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_db_change_password |
swrba_db_change_passwordコマンドの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“swrba_db_change_password”を参照してください。
JDBCデータソースのパスワード変更
Interstage管理コンソールを利用し、JDBCデータソースに登録されているパスワードを変更します。
以下のURLをブラウザに入力し、Interstage管理コンソールログイン画面を起動します。
http://[Interstageディレクトリサービスのホスト名]:12000/IsAdmin |
なお、Systemwalker Service Catalog Managerをインストールしている環境では、以下のURLとなる場合があります。
https://[Interstageディレクトリサービスのホスト名]:12000/IsAdmin |
JDBCデータソースの設定画面を表示します。
“[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > [iFlowDS] > [環境設定]”でJDBCデータソースの設定画面を表示します。
[必須プロパティ情報]の[パスワード]にswrba_db_change_passwordコマンドにより変更したパスワードを指定します。
注意
クラスタ運用を行っている場合には、JDBCデータソースのパスワード変更について、プライマリ/セカンダリの両方で実施してください。
Systemwalker Runbook Automationの起動
“4.1.1 Systemwalker Runbook Automationの起動”を参照して、管理サーバを起動してください。