Linuxへのインストール方法について説明します。
注意
SELinux機能が有効に設定されている場合【Linux版】
SELinux(Security-Enhanced Linux)機能が有効に設定されているLinux環境には、本製品をインストールすることができません。本製品をインストールするには、SELinux機能を無効に設定してから、本製品をインストールしてください。SELinux機能を無効に設定する方法は、Linuxのオンラインマニュアル等を参照してください。
連携サーバ、中継サーバに、Systemwalker Runbook Automationのエージェントをインストールする手順について説明します。
システム上に、スーパーユーザーでログインします。
DVD-ROM媒体をDVD-ROM装置にセットします。
“Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.1.0A)”のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
DVD-ROMをマウントします。
以下のコマンドにより、DVD-ROMをマウントしてください。
自動マウントデーモン(autofs)により、DVD-ROMの自動マウントを行うと、マウントオプションに“noexec”が設定されているため、インストーラの起動に失敗します。
# mount -t iso9660 -r /dev/mnt DVD-ROMのマウントポイント
インストーラを起動します。
本ソフトウェア専用のインストールコマンド(swsetup)を実行することにより、複数
のパッケージを一括インストールします。インストーラの起動方法を以下に示します。
# DVD-ROMのマウントポイント/swsetup
「ようこそ」画面が表示されます。[Enter]を押下します。
================================================================================ Systemwalker Runbook Automation セットアップ V14.1.0A All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2010-2011 ================================================================================ Systemwalkerセットアップへようこそ!! セットアップはSystemwalker Runbook Automationをインストールします。 リターンキーを押してください。
リターンキーを押してください。インストール先のサーバの選択画面が表示されます。「連携サーバ/中継サーバ」を選択します。
32bit版および64bit版の選択は、インストール先のサーバのアーキテクチャや、“2.4.1 インストール前の注意事項”を参照して決定してください。
================================================================================ Systemwalker Runbook Automation セットアップ V14.1.0A All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2010-2011 ================================================================================ << インストール先の選択 >> 1. 管理サーバ 2. 連携サーバ/中継サーバ(32bit版) 3. 連携サーバ/中継サーバ(64bit版) 4. 業務サーバ(32bit版) 5. 業務サーバ(64bit版) ================================================================================ 上記の中から1つ選択してください。 [q,number] =>2
連携サーバ/中継サーバのインストーラが起動します。インストールを開始する場合は“y”を入力します。
インストールの準備中です。 しばらくお待ちください。 Systemwalker Runbook Automation V14g ( 連携サーバ/中継サーバ ) インストールを開始しますか? [y,n] =>
管理サーバ情報の設定を行います。
管理サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
=== <管理サーバの情報> === 管理サーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 =>swrba
管理サーバのポート番号を指定します。
ポート番号については、通常はデフォルト値を使用してください。
=== <管理サーバの情報> === 管理サーバ(Webサーバ)のポート番号を入力してください。 [ENTER:80] =>
インストールを確認します。
[インストール処理続行の確認]画面で、入力内容の確認を行い内容に誤りがなければ、“y”を入力してください。インストールが開始されます。
インストール情報を修正する場合は修正を行う項目の番号を入力してください。
=== <インストール先ディレクトリ> === プログラムの配置先(変更不可): /opt 設定ファイルの配置先(変更不可): /etc/opt 作業ファイルの配置先(変更不可): /var/opt === <管理サーバの情報> === 1.管理サーバのホスト名またはIPアドレス: swrba 2.管理サーバ(Webサーバ)のポート番号: 80 この設定でインストールしますか?再設定を行う場合は項目番号を入力してください。 [y,q,number] => y
インストールを開始します。
インストールの準備が整うと、以下の画面が表示され、インストールが開始されます。
インストール処理中です。
インストールを終了します。
インストールが完了すると以下の画面が表示されます。
Systemwalker Runbook Automation V14g ( 連携サーバ/中継サーバ ) のインストールが完了しました。