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Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド
Systemwalker

3.6 Interstage シングル・サインオンリストアコマンド

記述形式

ssoclrestore BackupDirectory

機能説明

ssoclbackupコマンドでバックアップしたInterstage シングル・サインオンの環境のリストアを行います。

リストア対象は以下の通りです。

ただし、本コマンド実行時、SSOリポジトリとInterstage HTTP Serverが、以下のいずれかの状態である必要があります。

注1) リポジトリの構築状態については、ireplistコマンドで確認してください。また、SSOリポジトリの設定内容については、irepconfigコマンドでサブコマンドに「print」を指定して確認してください。ireplistコマンドおよびirepconfigコマンドについては、『Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)』の「シングル・サインオン運用編」の「ireplist」を参照してください。

注2) バックアップ時のSSOリポジトリのSSOリポジトリ名およびSSOリポジトリの設定情報については、ssoclbackupコマンド実行時に保存された情報を参照してください。

注3) Interstage HTTP Serverの構築状態については、ihsdispコマンドで確認してください。ihsdispコマンドについては、『Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)』の「Webサーバ運用編」の「ihsdisp」を参照してください。

注4) バックアップ時のInterstage HTTP Serverの構築状態については、ssoclbackupコマンド実行時に保存されたInterstage HTTP ServerのWebサーバ名一覧を参照してください。

オプションの説明

オプション

説明

BackupDirectory

ssoclbackupコマンドでバックアップ資源を格納したディレクトリを絶対パスで指定します。100バイト以内のパスを指定してください。

【Windows】

バックアップディレクトリ名には、以下の文字は使用できません。ただし、“:”(コロン)についてはドライブ文字を指定する場合、“\”(エンマーク)についてはディレクトリのセパレータとして指定する場合は使用可能です。

: ; / * ? \ < > | " ,

【Linux】

バックアップディレクトリ名に“/”(スラッシュ)を指定する場合、ディレクトリのセパレータとして扱われます。

注意事項

使用例

バックアップ先が、/backupの場合

$ su -
Password: スーパーユーザーのパスワード
# /opt/FJSVcfmg/sso/bin/ssoclrestore /backup