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Systemwalker Software Configuration Manager V14g リファレンスガイド
Systemwalker

3.2 Interstage シングル・サインオンシステム構築コマンド

記述形式

ssoclsetup FQDN SSLConfName [-rn RepositoryName] [-lp LDAPPort]

機能説明

Interstage シングル・サインオンシステムの構築を行います。
構築されたInterstage シングル・サインオンシステムは、以下のような構成になります。

オプションの説明

オプション

説明

FQDN

インストール時に指定した認証サーバのFQDNを指定します。
ホスト名およびIPアドレス形式の指定はできません。
必ず指定してください。

SSLConfName

リポジトリサーバ(更新系)と認証サーバを構築するWebサーバ(Interstage HTTP Server)で使用するSSL定義を指定します。
指定するSSL定義は事前に作成しておく必要があります。
必ず指定してください。
SSL定義については、『導入ガイド』の「SSL通信を行うための設定」を参照してください。
また、SSL定義には32文字以内の半角英数字、および以下の記号が指定できます。
・「-」、「()」、「[]」、「_」

-rn RepositoryName

SSOリポジトリのリポジトリ名を指定します。
本オプションを省略した場合、「rep001」が指定されたものとみなします。
また、リポジトリ名には1Byteから8Bytesまでの半角英数字、および「_」が指定できます。
ただし、リポジトリ名の指定には、以下の注意点があります。
・先頭文字は半角英字のみ指定可能です。
・半角英大文字が指定された場合は、半角英小文字として扱われます。
なお、本コマンドでは、指定されたリポジトリ名を使用し、新規にSSOリポジトリを作成します。そのため、作成済みのリポジトリのリポジトリ名は、本オプションで指定しないでください。

-lp LDAPPort

構築するSSOリポジトリのポート番号を指定します。
本オプションを省略した場合、「389」が指定されたものとみなします。

注意事項

使用例

$ su -
Password: スーパーユーザーのパスワード
# /opt/FJSVcfmg/sso/bin/ssoclsetup sso-server.example.com AuthSSL