ソフトウェア情報の詳細について説明します。
仮想イメージに含まれるソフトウェア(オペレーティングシステム、ミドルウェア)の構成情報を記述したXMLドキュメントです。
ソフトウェア1つに対して、1つのソフトウェア情報を作成し、登録します。
富士通の主要ミドルウェアおよびオペレーティングシステムに対するソフトウェア情報は、製品に添付されているため、通常はテンプレート管理者が作成する必要はありません。
本製品に添付されているソフトウェア情報については、「付録A 登録済ソフトウェアID」を参照してください。
ライセンス情報などが必要な場合は、テンプレート管理者がファイル内容を修正する必要があります。
項目(タグ)の説明については、「1.2.4.2 ソフトウェア情報の詳細」を参照してください。
また、OSSなどのソフトウェアを登録する場合には、新規に作成する必要があります。
ソフトウェア情報の雛形は、以下のディレクトリに格納されています。
この雛形を参考に、テンプレート管理者が作成する必要があります。
【Windows】 格納先:<本製品のインストール先>\templates\softwares\ 【Linux】 格納先:/opt/FJSVcfmg/templates/softwares/ |
ソフトウェア情報 (XMLファイル) は以下の形式となっています。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <software version="1.1"> <id>[ソフトウェアID]</id> <lcid>[ロケールID]</lcid> <name>[ソフトウェア名称]</name> <category>[ソフトウェア区分]</category> <osCategory>[OS区分]</osCategory> <version>[バージョン]</version> <officialVersion>[正式バージョン]</officialVersion> <patch>[パッチ版数]</patch> <license>[ライセンス]</license> <support>[サポート]</support> <productId>[型番]</productId> </software> |
以下にそれぞれの項目 (タグ) の説明および設定内容について示します。
この情報を参考にして、必要に応じてソフトウェア情報を修正してください。
タグ名の[ ]は、省略可能なタグであることを示しています。
タグ名 | 型 | 設定範囲 | 説明 | 必須 | 設定内容 |
---|---|---|---|---|---|
[ id ] | - | - | ソフトウェア情報を登録した際に割り当てられるIDが設定されます。 | × | |
[ lcid ] | string | 選択 | ソフトウェア情報のロケールを指定します。 | ○ | 以下から選択します。 |
[ name ] | string | 85文字以内 | ソフトウェアの名称を指定します。 | △ | |
category | string | 選択 | ソフトウェアのカテゴリを指定します。 | ○ | 以下から選択します。 |
osCategory | string | 選択 | ソフトウェアのカテゴリを指定します。 | ○ | 以下から選択します。 |
version | string | 1~10Bytes | ソフトウェアのバージョンを指定します。 | ○ | バージョンを指定します。 |
officialVersion | - | - | officialバージョンを指定します。 | × | |
patch | - | - | パッチ情報です。 | × | 適用済みパッチ情報を、イメージ情報に指定します。 |
license | string | 85文字以内 | ソフトウェアのライセンス情報を指定します。 | △ | categoryの項目に「OS」を指定した場合、Windows OSのプロダクトキーを指定します。Linux OSの場合は指定できません。 |
support | string | 85文字以内 | ソフトウェアのサポート情報を指定します。 | △ | |
productId | - | - | ソフトウェアのプロダクトIDを指定します。 | × |
必須欄の記号は、以下を意味しています。
○:タグを指定した場合は、必ず値を指定してください。
△:値は省略可能です。
×:値の設定は不要です。タグだけの指定です。