データベースのリストアは、データベースのセットアップが完了した環境に対して実施してください。
【Windows】
Administrator権限を持つユーザーで、以下の手順を実施します。
データベースの停止
以下のコマンドを実行し、データベースを停止します。
net stop "Systemwalker Software Configuration Manager DB Service"
リストア
以下のコマンドを実行し、バックアップ済のデータを復元します。
<本製品のインストール先>\bin\cfmg_restore
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「リストアコマンド」を参照してください。
データベースの起動
以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
net start "Systemwalker Software Configuration Manager DB Service"
【Linux】
スーパーユーザーで、以下の手順を実施します。
データベースの強制停止
以下のコマンドを実行し、データベースを強制停止します。
# /opt/FJSVcfmg/db/PostgreSQL/cfmg_stopdb -f
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「データベース停止コマンド」を参照してください。
リストア
以下のコマンドを実行し、バックアップ済のデータを復元します。
# /opt/FJSVcfmg/bin/cfmg_restore
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「リストアコマンド」を参照してください
データベースの起動
以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
# /opt/FJSVcfmg/db/PostgreSQL/cfmg_startdb
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「データベース起動コマンド」を参照してください。
リストア後に運用を再開する場合は、本製品の再起動が必要になります。
本製品の起動方法は、「4.1 起動手順」を参照してください。
注意
【Windows】
リストア時に指定した復元時刻に、システムの配備または構成変更によってサーバの追加を行っていた場合、そのシステムまたはサーバは、その後正常に運用できない可能性があります。
以下のログから、復元時刻に配備または追加されていたサーバを特定し、これらのサーバは一度返却してから再度配備を行ってください。
%SystemDrive%\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF-MG\logs\vsys_access_log %SystemDrive%\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF-MG\logs\vsys_access_log.[n](注) 注)nは1~9
配備中の状態にリストアされたシステムおよび追加中の状態にリストアされたサーバは、以下の条件で特定できます。
配備中の状態にリストアされたシステム
復元時刻以降に出力され、処理区分が「VSYS#setupMW」であるログを検索し、パラメーター内から「vsysId」を取得する
処理区分が「VSYS#deploy」かつパラメーター内の「vsysId」が 1.で取得したものと一致し、出力時刻が復元時刻以前のログを検索する
上記の 2.で検出されたシステムは、復元時刻に配備中だったシステムです。
追加中の状態にリストアされたサーバ
復元時刻以降に出力され、処理区分が「VSYS#setupMW」であるログを検索し、パラメーター内から「vsysId」を取得する
処理区分が「VSYS#update」かつパラメーター内の「vsysId」が1.で取得したものと一致し、出力時刻が復元時刻以前のログを検索する
上記の条件に当てはまるログのうち、1.で検出されたログについて「serverId」を取得する
上記の 3.で検出されたサーバは、復元時刻に追加中だったサーバです。
メール機能が有効でかつリストア時に指定した復元時刻に、システムの配備、構成変更、または、一括返却を行っていた場合は、配備、構成変更、一括返却の完了、または、エラーのメール通知が2回発行されることがありますが、上記の条件に当てはまる配備中の状態にリストアされたシステムと追加中の状態にリストアされたサーバ以外については、問題となることはないため無視して構いません。