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Systemwalker IT Change Manager V14g 管理者ガイド
Systemwalker

4.8 Systemwalker IT Change Managerの稼動監視

Systemwalker IT Change Managerの稼動監視とは、Systemwalker IT Change Managerの運用に必要なサービスの稼動状態を監視する機能です。

Systemwalker IT Change Manager自身のサービス、およびSystemwalker IT Change Managerの運用に必要なサービスが稼動しているかどうかを一定間隔で監視し、サービスの稼動違反(起動されているべきサービスが存在しない)を検出した場合、Systemwalker IT Change Managerを再起動します。

稼動監視の期間

稼動監視は、Systemwalker IT Change Managerが正常に起動してから、swpm_stopコマンドなどで正常に停止されるまで、Systemwalker IT Change Managerのサービスの稼動違反を監視します。

メッセージ出力例

稼動監視スケジューラおよび稼動監視で出力するメッセージについて、説明します。

稼動監視スケジューラサービスのメッセージ【Windows】

OS起動時に、稼動監視スケジューラサービスが起動されます。そのサービスから、稼動監視が実行されます。
稼動監視スケジューラのサービスの起動に失敗した場合には、以下のイベントログを出力してサービスは終了します。

種類:ERROR
ソース:SWPM
イベント:00550
説明: 稼動監視設定ファイルの解析に失敗しました。


種類:ERROR
ソース:SWPM
イベント:00551
説明: 稼動監視サービスで異常が発生しました。


稼動監視スケジューラの起動時にSystemwalker IT Change Managerの起動を行います。
その際、起動に失敗した場合は、以下のメッセージを出力します。

種類:WARNING
ソース:SWPM
イベント:00552
説明: Systemwalker IT Change Managerの起動に失敗しました。

注意

Solaris版およびLinux版では、cronから稼動監視が起動されるため、上記のメッセージは出力しません。


稼動監視のメッセージ

稼動監視設定ファイルのChkAliveキーの値が"ON"の場合、Systemwalker IT Change Managerの起動状態を確認します。
起動していない場合、かつ、稼動監視設定ファイルのRivivalキーの値が"OFF"の場合、ログに出力します。


起動していない、かつ、稼動監視設定ファイルのRivivalキーの値が"ON"の場合、Systemwalker IT Change Managerを再起動します。
再起動に失敗した場合は、異常終了し、ログに出力します。