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Systemwalker IT Change Manager V14g 変更管理ガイド
Systemwalker

1.1 変更管理とは

安全かつ効率的で速やかにアプリケーションの変更作業を行うためには、あらかじめ決められた方法と手順によって、確実に業務システム展開されることが重要です。

Systemwalker IT Change Managerの変更管理では、アプリケーションの変更作業を運用フローで定義することで、変更要求から作業承認、開発、テスト、展開、比較確認までの一連の運用プロセスを統制し、アプリケーションの変更作業を正しく運用することが可能となります。

また、アプリケーションリリース管理で必要となる運用フローと電子フォームを変更管理テンプレートとして提供しているため、変更管理テンプレートを導入し、必要に応じてカスタマイズを行うことで、紙ベースで行っていたアプリケーションリリース管理プロセスをSystemwalker IT Change Managerに容易に移行することができます。


特徴

変更プロセスのルール化

ITIL(R)のプロセスをベースとした変更管理プロセスを、Systemwalker IT Change Managerの運用フローで定義し提供しています。この変更管理プロセスのことを、変更管理テンプレートと呼びます。変更管理テンプレートを使用して運用を行うことで、ITIL(R)が推奨する変更管理・リリース管理プロセスに沿った運用が可能となります。

また、変更管理の操作内容を履歴として管理するため、過去に変更した内容を確認することもできます。


状況把握

Systemwalker IT Change Managerを使用して実行している運用フロー、および実行されて完了している運用フローの状況を簡単に検索することができます。


アプリケーション情報の管理

アプリケーションの変更対象となる情報をSystemwalker IT Change ManagerのCMDBで管理することができます。管理された情報を元に、アプリケーションを変更するための情報作成や、予定と実績を比較することで、正しくアプリケーションが展開されたかを確認することができるようになります。

Systemwalker IT Change Managerで管理するアプリケーション情報は構成アイテムとして管理し、変更の申請や承認、業務システムの変更作業を実施します。