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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

D.1.7 acinq lv (論理ボリューム情報の表示コマンド)

名前

acinq lv - 論理ボリューム情報の表示

形式

acinq lv -a DISKARRAY-NAME [-free] [-l] [-xml]

機能説明

ETERNUS ディスクアレイの論理ボリューム情報を一覧で表示します。

論理ボリュームのタイプが以下の場合に表示できます。

オプション

-a DISKARRAY-NAME

ETERNUS ディスクアレイ名を指定します。

-free

以下の条件を満たす論理ボリュームの一覧を表示します。

  • アフィニティ・グループに登録されていない

  • アフィニティ機能が無効になっている場合に、LUNマッピング設定で使用していない

-l

拡張形式で表示することを指定します。
本オプション指定時に表示される項目については実行例の表を参照してください。
なお、将来のバージョンにて提供される新機能に対応して、本オプション指定時に表示される項目が追加される可能性があります。

-xml

XML形式で表示します。

終了ステータス

=0 : 正常終了

>0 : 異常終了

使用例

表示内容は、以下のとおりです。

タイトル

説明

LV No

論理ボリューム番号を16進数で表示します。

LV Name

論理ボリュームのエイリアス名(0文字~16文字)を表示します。

(論理ボリュームにエイリアス名(別名)を付けられるETERNUS ディスクアレイのみ)

LV Size

論理ボリュームのサイズをMB単位で表示します。

LV Type

論理ボリュームのタイプを表示します。

  • Open: Open Volumeのことで、オープンシステムで利用できる通常のボリュームです。

  • SDV: Snap Data Volumeのことで、SnapOPC/SnapOPC+のコピー先として利用できるボリュームです。このタイプのボリュームは、OPC/QuickOPC/EC/RECのコピー先として利用できません。

  • TPV: シン・プロビジョニングボリュームのことで、オープンシステムで利用できる仮想ボリュームです。

RG No

RAIDグループ番号を表示します。

LV TypeがTPVの場合は、ハイフン(-)を表示します。

Encrypt

論理ボリュームの暗号化状態を表示します。

  • -:非暗号化ボリューム状態です。

  • Yes: 暗号化ボリューム状態です。

Virtual Size

Snapデータボリュームの仮想サイズをMBで表示します。-lオプションを指定した場合だけ表示されます。
論理ボリュームのタイプが"SDV"以外の場合は、ハイフン("-")を表示します。

Copy Inhibit

ボリューム保護の状態を表示します。-lオプションを指定した場合だけ表示されます。

  • -: ボリューム保護していません。

  • Yes: ボリューム保護しています。

論理ボリュームのタイプが"SDV"の場合、またはボリューム保護機能をサポートしていない装置の場合は、ハイフン(-)を表示します。

注意事項

本コマンドは、リモート ETERNUS ディスクアレイとして登録した ETERNUS ディスクアレイには使用できません。