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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

2.1 ハードウェア条件

Expressを含むストレージシステムには、以下のハードウェアが必要です。

表2.1 ストレージのハードウェア条件

シリーズ名

モデル名

ファームウェア版数

ETERNUS DX

DX60

V10L31以降

DX80

DX90

DX80 S2

V10L10以降

DX90 S2

注意

DX90とDX90 S2との間でリモート・アドバンスト・コピーを使用する場合は、DX90のファームウェア版数をV10L60以降にしてください。

表2.2 サーバのハードウェア条件

シリーズ名

PRIMERGY

注意

PRIMERGY 高信頼HAモデル、およびPRIMERGY 高信頼FTモデルは未サポートです。


表2.3 Expressをインストールするサーバに必要な容量

Expressの種別

メモリ推奨値(MB)

ハードディスク容量(MB)

備考

Expressマネージャー

128

1792 + (A)

リポジトリ」を参照してください。

リポジトリ

性能管理を実行している場合は、対象のタイプ(ETERNUS DX60, DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2)の論理ユニット数およびディスク筐体数に応じて、以下の容量が必要です。

(2) * (240 + (1.2 + 0.3 * 搭載DE数 + 0.3 * (LU数 + RAIDGroup数[*1])) * (86400 / 60) + (95 * 搭載DE数) + (50 * (LU数 + RAIDGroup数[*1]))) / 1024 + 9 * (10.6 + 0.07 * (86400 / 60)) / 1024

[*1] RAIDGroup数は、LUより作成されているRAIDGroupの数です。

論理ユニット数が512のETERNUS DX80の性能管理を実行する場合は、以下の容量が必要です。
(2 * (240 + (1.2 + 0.3 * 2 + 0.3 * (512 + 64)) * (86400 / 60) + (95 * 2) + (50 * (512 + 64))) / 1024) + (9 * (10.6 + 0.07 * (86400 / 60)) / 1024) = 549.1314MB

表2.4 Express Web GUIを起動するPCの推奨スペック

Expressの種別

CPU周波数(GHz)

メモリ推奨値(MB)

Express Web GUI

2.0 以上

1024 以上

図2.1 ハードウェア条件の概要図

ポイント

  • 管理するディスクアレイの台数

    Expressが管理するディスクアレイの台数は、10台以下を推奨します。

  • サーバとディスクアレイの接続
    サーバとディスクアレイは、以下のどれかの方式で接続できます。

    • FC

    • iSCSI

    • SAS