ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

G.3.7 RHEL5-Xen利用時の注意点

ここでは、RHEL5-Xen利用時の注意点について説明します。


必須ソフトウェア

RHEL5-Xenを利用する場合、Systemwalker Software Configuration Managerが必要です。


管理サーバ

管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、管理サーバのOSは、Linuxだけサポートします。


管理対象サーバ

管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、RHEL5-Xen以外の環境を管理対象サーバとして利用できません。


L-ServerのOS

管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、L-ServerのOSは、Linuxだけサポートします。


スナップショット

RHEL5-Xenの場合、スナップショットは利用できません。

L-Serverのスナップショットは、PRIMECLUSTER GDSを利用して採取してください。

仮想ストレージ名の"-"より前の部分がPRIMECLUSTER GDSのクラス名、後の部分がシングルディスク名に対応しています。

ディスクリソース名がボリューム名に対応しています。

スナップショットについては、PRIMECLUSTER GDSのマニュアルを参照してください。


VM種別の表示

RCコンソールでは、RHEL5-XenのVMホスト、およびVMゲストのVM種別は"Xen"と表示されます。


共有ディスクの表示

RCコンソールでは、複数のL-Serverで共有しているディスクリソースについて、割当て先L-Serverの情報は1つのL-Serverに関する情報だけ表示されます。

ディスクの共有情報は、rcxadm disk showコマンドで確認してください。


L-Server換算表示

リソースの空き容量およびL-Server作成可能台数で表示される容量は以下のように計算されます。

CPUの空き容量およびL-Server作成可能台数

リソース総容量 * 80% - (L-Serverで使用中のリソースの合計)


リソースの増設

VMホスト、仮想ストレージおよびネットワークを増設する場合、「G.3.4 セットアップ」と同じ流れで行います。


ハードウェア保守

Systemwalker Software Configuration Manager上で、サーバの故障を検知した場合、RCコンソールを起動し、故障したサーバを特定してください。なお、サーバのハードウェア交換の詳細は、「ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド」の「第9章 ハードウェア保守」を参照してください。