L-Server作成は、以下の手順で行います。
マスタL-Server作成
L-Serverテンプレートを利用して、マスタL-Serverを作成します。以下の手順で行います。
L-Serverテンプレートを利用して作成します。
rcxadm lserver createを実行してL-Serverを作成してください。
rcxadm lserver createコマンドは、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
このとき、以下の項目を設定してください。
L-Serverテンプレート名は、事前に作成したL-Serverテンプレートの名前を指定してください。
VMホストは、L-Serverに割り当てるVMホスト(管理OS)を指定してください。
OSインストール
OSの手動インストールは、仮想マシンマネージャーを利用して行います。
手動OSインストールについては、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。
クローニングマスタの採取
L-Server作成後にクローニングマスタを採取してください。クローニングマスタの採取はrcxadm image createを実行します。
rcxadm image createを実行するとストレージプールにクローニングマスタが格納されます。
rcxadm image createコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.4.1 rcxadm image」を参照してください。
ポイント
クローニングマスタ採取の際、イメージ格納先の指定を省略すると、採取対象のL-Serverが使用している仮想ストレージと同じストレージプールから、仮想ストレージが自動選択されます。
L-Serverの作成
Systemwalker Software Configuration Managerを利用してL-Serverを作成します。
詳細については、「Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド」を参照してください。
このとき、イメージには、マスタL-Server作成で採取したクローニングマスタを指定します。
注意
L-Server間でディスクを共有する場合、N台目のL-Server作成は、N-1台目のL-Serverの作成が完了したあとに、行ってください。
L-Serverを作成する際に、データの複写を伴う場合、データの複写元のL-Serverの電源をOFFにしてから行ってください。また、データの複写を伴うL-Serverを作成している間に、データの複写元の電源操作はしないでください。