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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

G.3.5 L-Server作成

L-Server作成は、以下の手順で行います。


マスタL-Server作成

L-Serverテンプレートを利用して、マスタL-Serverを作成します。以下の手順で行います。

  1. L-Serverテンプレートを利用して作成します。

    rcxadm lserver createを実行してL-Serverを作成してください。

    rcxadm lserver createコマンドは、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。

    このとき、以下の項目を設定してください。

    • L-Serverテンプレート名は、事前に作成したL-Serverテンプレートの名前を指定してください。

    • VMホストは、L-Serverに割り当てるVMホスト(管理OS)を指定してください。

  2. OSインストール

    OSの手動インストールは、仮想マシンマネージャーを利用して行います。

    手動OSインストールについては、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。

  3. クローニングマスタの採取

    L-Server作成後にクローニングマスタを採取してください。クローニングマスタの採取はrcxadm image createを実行します。

    rcxadm image createを実行するとストレージプールにクローニングマスタが格納されます。

    rcxadm image createコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.4.1 rcxadm image」を参照してください。

    ポイント

    クローニングマスタ採取の際、イメージ格納先の指定を省略すると、採取対象のL-Serverが使用している仮想ストレージと同じストレージプールから、仮想ストレージが自動選択されます。


L-Serverの作成

Systemwalker Software Configuration Managerを利用してL-Serverを作成します。

詳細については、「Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド」を参照してください。

このとき、イメージには、マスタL-Server作成で採取したクローニングマスタを指定します。

注意

L-Server間でディスクを共有する場合、N台目のL-Server作成は、N-1台目のL-Serverの作成が完了したあとに、行ってください。

L-Serverを作成する際に、データの複写を伴う場合、データの複写元のL-Serverの電源をOFFにしてから行ってください。また、データの複写を伴うL-Serverを作成している間に、データの複写元の電源操作はしないでください。