ここでは、物理L-Serverを作成する場合の注意点について説明します。
前提条件
物理L-Serverを作成する場合、HBA address renameまたはVIOMを利用したI/O仮想化が必要です。
HBA address renameおよびVIOMの利用は、マネージャーのOSおよび物理L-Serverを構築する管理対象サーバのハードウェアによって異なります。
ブレードサーバ | ラックマウントサーバ | |
---|---|---|
Windows | VIOM | HBA address rename |
Linux | 利用できません | HBA address rename |
L-Serverの削除
L-Serverを削除する場合、ESCに登録しているETERNUSストレージのETERNUSmgrからログアウトしてください。
NetAppストレージをクラスタで運用し、何らかの異常により片系稼働で運用されている場合、NetAppストレージの異常を復旧させてクラスタ運用に戻してから操作してください。
ディスクリソースが事前に作成されたLUNと、iSCSIブートのLUNの場合、L-Serverに割り当てられているディスクリソースは、L-Serverの削除でディスク内のデータは削除されないため、ディスク内のデータを削除することをお勧めします。
ディスク内のデータを削除する方法については、「5.3.3 ストレージリソース」の注意事項を参照してください。
L-Serverのスナップショット
L-Serverのスナップショットは利用できません。
L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)
L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)は利用できません。