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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

3.1 サーバ環境の事前準備

ここでは、サーバ環境のセットアップの事前準備について説明します。


サーバ環境の決定

サーバ環境に対して以下の値を事前に決定しておきます。

サーバ環境の決定については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.1 サーバ環境の決定」を参照してください。

サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.1.2 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの設定値」を参照してください。

なお、HPサーバ以外の場合は、サーバを管理するためにBaseboard Management Controller(以降、BMC)を利用しています。


サーバ環境の設定

サーバ環境に対して以下の値を事前に設定しておきます。

サーバ環境の設定については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.5 サーバ環境の設定」を参照してください。

サーバ管理ソフトウェアを使用しないサーバの場合、サーバ環境の設定については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.5 サーバ環境の設定」の「リモートマネジメントコントローラーの設定(ブレードサーバ以外)」を参照してください。

HPサーバ以外の場合、リモートマネジメントコントローラをBMCに読み替えてください。


物理L-Serverを作成する場合の設定

物理L-Serverを作成する場合、サーバ環境の決定およびサーバ環境の設定に加えて、VIOMの設定またはHBA address renameの設定が必要です。

HBA address renameおよびVIOMの利用にあたっては、マネージャーのOS種別および物理L-Serverを作成する管理対象サーバのハードウェアによって異なります。

表3.1 マネージャーのOSと管理対象サーバのハードウェアの組合せ

ブレードサーバ

ラックマウントサーバ

Windows

VIOM

HBA address rename

Linux

利用できません

HBA address rename

注意

マネージャーがLinuxで、管理対象サーバのハードウェアがブレードサーバの場合、物理L-Serverを作成できません。

マネージャーはWindowsを利用してください。

iSCSIブート環境を利用する場合、サーバ環境にVIOMが必要です。

詳細は、「付録F 物理L-Serverを作成する場合の設定」を参照してください。


サーバ仮想化ソフトウェア製品の設定

利用するサーバ仮想化ソフトウェア製品ごとに設定が異なります。

サーバ仮想化ソフトウェア製品を利用する場合は、「付録G サーバ仮想化ソフトウェア製品の設定」のうち、利用するサーバ仮想化ソフトウェア製品の記事を参照してください。

注意

【VMware】【Hyper-V】【Oracle VM】
管理対象サーバをマネージャーに登録する場合、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードが必要です。
事前に、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードを設定してください。