本製品では、以下のリソースが管理できます。
シャーシ、サーバ、VMホスト、VM管理製品、LANスイッチの管理については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第3章 セットアップの事前準備」を参照してください。
リソース | 内容 |
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シャーシ | サーバブレードを収容するブレードサーバのシャーシです。状態監視、情報表示および電源操作ができます。 |
物理サーバ | VMwareやHyper-Vなどのサーバ仮想化ソフトウェア製品上で動作する仮想マシンと区別するための、物理的なサーバの総称です。物理サーバを以下の方法で利用できます。
また、物理サーバ上で動作するVMホストまたは物理OSを検出し、本製品で管理するリソースとして登録できます。 |
VMホスト | 仮想マシンを動作させるためにサーバ上で動作するサーバ仮想化ソフトウェア製品です。例えばHyper-Vの役割が追加されているWindows Server 2008 R2、VMwareのVMware ESX、およびOracle VM Serverがこれに相当します。 VMホストに対して監視、情報表示、HBA address renameの設定、およびサーバ切替え操作などができます。 |
VM管理製品 | 複数のサーバ仮想化ソフトウェア製品を統合管理する製品です。例えばVMwareでは、VMware vCenter Server、Hyper-Vでは、SCVMM、Oracle VMでは、Oracle VM Managerがこれに相当します。 本製品に登録して連携することで、VMゲストに対する機能が利用できるようになります。 |
LANスイッチ | ブレードサーバのシャーシに搭載されたLANスイッチ(LANスイッチブレード)と、それに接続されたLANスイッチです。
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VMゲスト | 仮想マシン上で動作するOSです。
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仮想スイッチ | VMホスト上で、VMゲストのネットワークを管理するために利用する仮想的なLANスイッチです。 |
ディスクリソース | サーバに割り当てるディスクのリソースです。EMC CLARiXストレージおよびETERNUSストレージの場合はLUN、NetAppストレージの場合はFlexVol、EMC Symmetrix DMXストレージの場合はデバイス、VMゲストの場合は仮想ディスクが相当します。 |
仮想ストレージリソース | ディスクリソースを切り出すことができるリソースです。RAIDグループ、アグリゲート、DISKグループ、およびVM作成用ファイルシステム(VMwareのVMFS(データストア)など)が相当します。 |
ストレージ管理製品 | 1つまたは複数のストレージを統合管理する製品です。EMC CLARiXストレージでは、Navisphere、EMC Symmetrix DMXストレージではSolutions Enabler、ETERNUSストレージではETERNUS SF Storage Cruiser、NetApp社製ストレージではData ONTAPがこれに相当します。 |
ネットワークリソース | L-Serverが利用するネットワークの情報を定義したリソースです。 詳細については「1.2.6 ネットワーク設定の簡易化」を参照してください。 |
アドレスセットリソース | WWNおよびMACアドレスです。物理L-Server作成時に必要です。 |
仮想イメージリソース | VM管理製品でVMゲスト作成に用いるテンプレートを利用したイメージ、またはL-Serverからクローニングマスタを採取したイメージです。 |
物理イメージリソース | L-Serverからクローニングマスタを採取したイメージです。 |