Symfoware Serverのインストール手順およびセットアップ手順について説明します。
Symfoware Serverのインストール手順について、以下に説明します。
参考
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server インストールガイド(サーバ編)
【Windows版】
インストーラを起動します。
以下のCD-ROMをコンピュータのCD-ROMドライブにセットします。
- Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.5.0 サーバ Disc No.3/4
ポイント
インストールするマシンの設定によっては、自動的にインストーラが起動しないことがあります。その場合は、以下の操作を行い、手動でインストーラを起動してください。
[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。
[ファイル名を指定して実行]ウィンドウの[参照]で、以下のファイルを選択し、[OK]をクリックします。
CD-ROMドライブ:\swSetup.exe
表示された画面で[セットアップ]→[Symfoware Server Enterprise Edition]を選択します。
Symfoware Serverインストール画面で、[インストール]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[標準インストール]を選択し、[次へ]をクリックします。
インストールを確認します。
[初期インストールの確認]画面で入力内容の確認を行います。インストール先など変更を行う場合は[変更する]を選択して[次へ]をクリックし、設定の変更を行ってください。内容に問題がなければ[変更しない]を選択し、[次へ]をクリックしてください。インストールが開始されます。
注意
インストールの途中で以下の画面が表示されることがあります。
上記画面のメッセージに従って、3つの対象ファイルをAssemblyディレクトリ(通常はC:\Windows\assembly)にドラッグ&ドロップした後、[OK]をクリックしてください。
インストールの途中で「自己登録エラー」が表示された場合は、[OK]をクリックしインストールを続行してください。
[完了]をクリックし、次節「Symfoware Serverの設定」を行います。
注意
再起動を要求された場合は、画面の表示に従って再起動を行ってください。
【Solaris版】
CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。
“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.5.0 サーバ Disc No.5/7”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。
# mkdir -p /cdrom/cdrom0 (*1) # /usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/cntndnsn /cdrom/cdrom0(*2)
(*1)/cdrom/cdrom0が無い場合のみ必要です。
(*2)nは各インストールマシンのCD-ROMドライブに合わせてください。
インストーラを起動します。
インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/cdrom/cdrom0の場合)
# LANG=ja;export LANG # cd /cdrom/cdrom0/solaris # ./symfo_install
注意
symfo_installコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて、“ja”、“ja_JP.PCK”、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語表示されたり、場合によっては文字化けしたりして表示されることがあります。
標準を選択します。
インストール方法を選択してください。 1: 標準 (全機能をインストールします) 2: カスタム (機能を選択してインストールします) q: インストールせずに終了します [1,2,q](省略値は1):
設定パラメータを確認し、インストールを開始します。
インストールする機能 - 基本機能(サーバ機能、クライアント機能) 変更可能なインストール情報 インストールディレクトリ: /opt データベースの文字コード系: EUC_S90 RDB管理者のログイン名: root RDB管理者のグループ名: other WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号1: 26511 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号2: 26512 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号3: 26513 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号4: 26514 上記の情報でインストールを開始しますか? y: インストールを開始します c: インストール情報を変更します q: インストールせずに終了します [y,c,q](省略値はy):
注意
以下のメッセージが表示されることがありますが、特に問題はありません。
INFO: ホットスタンバイ機能はインストールされませんでした。クラスタ機能を使用する場合は、クラスタ製品"PRIMECLUSTER"をインストールした後に"symfo_install"コマンドを再度実行してください。
同じ標準インストールでも環境により設定値が異なる場合がありますが、問題はありません。
インストール完了メッセージを確認します。
"Symfoware Server Enterprise Edition"の初期インストールが正常終了しました。
【Linux版】
CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットします。
“Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.5.0 サーバ Disc No.6/8”のCD-ROMをCD-ROM装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。
# mount -r -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom(*1)
(*1)CD-ROM装置のマウントポイント/mnt/cdromについては、各システム環境に合わせてください。
インストーラを起動します。
インストーラの起動方法を以下に示します。(CD-ROMのマウントポイントが/mnt/cdromの場合)
# LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG # cd /mnt/cdrom/linux # ./symfo_install
注意
symfo_installコマンドを実行するコンソール画面上の環境変数LANGには、表示環境にあわせて、“ja_JP.UTF-8”または“C”を設定してください。環境変数LANGが適切に設定されていない場合、英語で表示されたり、文字化けしたりして表示されることがあります。
自動的にマウントされた場合に、実行許可がないために、以下のメッセージが出力される場合があります。
-bash: <マウントポイント>/symfo/symfo_install: /bin/sh: bad interpreter: 許可がありません
その場合は、アンマウントしてから、1の手順で再度マウントしてください。
標準を選択します。
インストール方法を選択してください。 1: 標準 (全機能をインストールします) 2: カスタム (機能を選択してインストールします) q: インストールせずに終了します [1,2,q](省略値は1):
設定パラメータを確認し、インストールを開始します。
インストールする機能 - 基本機能(サーバ機能、クライアント機能) 変更不可能なインストール情報 インストールディレクトリ: /opt 変更可能なインストール情報 データベースの文字コード系: UTF-8 WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ: 実行する Webサーバのポート番号: 26510 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号1: 26511 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号2: 26512 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号3: 26513 WebAdmin/WebDBtoolsの内部ポート番号4: 26514 上記の情報でインストールを開始しますか? y: インストールを開始します c: インストール情報を変更します q: インストールせずに終了します [y,c,q](省略値はy):
注意
以下のメッセージが表示されることがありますが、特に問題はありません。
INFO: ホットスタンバイ機能はインストールされませんでした。クラスタ機能を使用する場合は、クラスタ製品"PRIMECLUSTER"をインストールした後に"symfo_install"コマンドを再度実行してください。
同じ標準インストールでも環境により設定値が異なる場合がありますが、問題はありません。
インストール完了メッセージを確認します。
"Symfoware Server Enterprise Edition"の初期インストールが正常終了しました。
ダッシュボードサーバで使用するデータベースの作成と、設定を行います。
参考
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server セットアップガイド
Interstage Business Process Manager Analytics V11.1 導入ガイド「8.2.1.3 Symfoware」
【Windows版】
WebAdminのセットアップを行います。
Windowsスタートメニューから「すべてのプログラム」-「Symfoware Server Enterprise Edition」-「Webツールのセットアップ」-「WebAdminセットアップ」をクリックします。
初期設定が表示されるので、そのまま[OK]をクリックします。
確認画面が表示されるので、[はい]をクリックします。
[OK]をクリックします。
WebDBtoolsのセットアップを行います。
Windowsスタートメニューから「すべてのプログラム」-「Symfoware Server Enterprise Edition」-「Webツールのセットアップ」-「WebDBtoolsセットアップ」をクリックします。
初期設定が表示されるので、そのまま[OK]をクリックします。
確認画面が表示されるので、[はい]をクリックします。
[OK]をクリックします。
RDBシステムのセットアップを行います。
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、RDBシステムセットアップを起動します
C:\SFWSV\SYSSETUP.EXE
注)Symfoware Serverのインストール先をデフォルトにした場合。
[新規作成]をクリックします。
RDBシステム名とデータ格納先にそれぞれ以下の値を入力し、[OK]をクリックします。
RDBシステム名 SWSQC(変更不可)
データ格納先 C:\SWFD(変更可能)
「リモートアクセスで使用するポート番号」を入力します。(未使用ポートから任意に選択)
注意
ウェルノウンポート(HTTP通信用の80番など)および、OSが使用するポート番号は避けて選択してください。
[システム用の動作環境]タブに移動し、以下の定義種別/定義値を入力します。(以下の値をそのまま使用してください)
[設定]をクリックし、その後[作成]をクリックします。
定義種別 | DEFAULT_DSI_NAME |
定義値 | CODE |
[キャンセル]をクリックして終了し、さらに[閉じる]をクリックします。
[OK]をクリックします。
データベースの作成と設定を行います。コマンドプロンプトを起動してください。
環境変数にRDBシステム名として“SWSQC”を設定します。その後、setコマンドを利用し正しくRDBシステム名が設定されたことを確認してください。
> set RDBNAME=SWSQC > set
データベースシステムを起動します。
> C:\SFWSV\RDB\BIN\rdbstart
Windowsスタートメニューから「すべてのプログラム」-「Symfoware Server Enterprise Edition」-「運用操作ツールの起動」をクリックし、表示された画面上で、[Symfoware WebDBtools]のリンクをクリックします。
注意
次のようなエラー画面が表示されたときは、該当するサービスを起動してください。
具体的には、「管理ツール」-「サービス」をクリックし、「Symfoware WAD ap」と「Symfoware WAD web」および「Symfoware WDT」の3つのサービスを起動します。
ユーザIDとパスワードを聞かれるので、Symfoware Serverをインストールしたときのログインアカウントを入力します。
[定義操作]のリンクをクリックします。
左上の<RDBシステム名>のリンクをクリックすると操作メニューが表示されるので、「利用者登録の使用宣言」のリンクをクリックします。
[実行]をクリックします。
[終了]をクリックし、さらに[閉じる]をクリックします。操作メニューに戻ったら[ログアウト]をクリックします。
あらかじめSQL文を記述した.datファイル(ファイル名は任意)を利用し、データベースの作成と設定を同時に行います。
> C:\SFWSV\RDB\BIN\rdbddlex <.datファイルのパス>
.datファイルの例を以下に示します。(青字部分は可変項目です)
-- BPM-Aのイベント格納データベースを作成 CREATE DATABASE EVENT; CREATE DBSPACE EVENTSPACE ALLOCATE FILE C:\SWFD\RDB\USR\EVENT ATTRIBUTE SPACE(10000M); CREATE SCHEMA EVENTSCHEMA; CREATE USER EVENTUSER WITH DBMS PASSWORD 'password' FOR USER; GRANT ALLOCATE ON DBSPACE EVENTSPACE TO EVENTUSER; GRANT CREATE ON SCHEMA EVENTSCHEMA TO EVENTUSER;
可変項目の設定項目は以下のとおりです。
可変項目 | 設定内容 |
---|---|
EVENT | データベース名です。 上記例の“EVENT”のまま特に変更する必要はありません。 |
EVENTSPACE | データベーススペース名です。 上記例の“EVENTSPACE”のまま特に変更する必要はありません。 |
C:\SWFD\RDB\USR\EVENT | データベーススペースの作成先ファイルを指定します。 ファイル名は、絶対パス名で指定します。ファイル名に指定できる長さは、255バイト以内です。 |
10000M | データベーススペースのサイズを指定します。 サイズは、「2.1.1 ダッシュボードサーバの資源」を参照し、見積もった値を設定してください。 ポイント データベーススペースのサイズが大きい場合、データベーススペースを作成するためコマンドの完了までに時間がかかります。 |
EVENTSCHEMA | データベーススキーマ名です。 上記例の“EVENTSCHEMA”のまま特に変更する必要はありません。 |
EVENTUSER | RDBシステムに登録するユーザ名を指定します。 18文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または9文字以内の日本語文字列を指定します。 なお、設定したユーザ名は、「3.2.4.4 Interstage Business Process Manager Analyticsのデータベース設定」でデータベース作成時に入力します。 |
password | RDBシステムに登録するユーザのパスワードを指定します。 設定できるパスワードの条件は以下のとおりです。 パスワードは、以下の文字で構成される文字列定数で指定します。 パスワードは、6バイト以上8バイト以下の長さで指定します。 注意 パスワードは、文字列中に2つ以上の英字を含まなければなりません。また、1つ以上の数字、特殊文字または拡張文字を含まなければなりません。 パスワードは上記ユーザ名(EVENTUSER)と比較して、同じもの、ずらしたものまたは反転したものであってはなりません。 設定したユーザ名は、「3.2.4.4 Interstage Business Process Manager Analyticsのデータベース設定」でデータベース作成時に入力します。 |
Interstage Application Server向けの環境設定を行います。
「Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU -」の”5.3.1 Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定”を参考にしてください。
注意
クラスパスの設定のみ行ってください。
【UNIX版】
注意
本手順ではWindows環境からダッシュボードサーバに対してWebアクセスを行います。Windows環境としては、Analytics Studioのマシンをご利用下さい。
注意
データベースの作成先のディレクトリは設定前に作成しておく必要があります。
以下のRDBシステムのセットアップ手順において、OS上に存在しないディレクトリを指定するとエラーになりますので、必ず事前にディレクトリを作成してください。
RDBシステムのセットアップを行います。
WebブラウザのURLにWebAdminのトップURLを指定して、WebAdminの実行環境が起動できることを確認します。
次のURLを指定してください。
http://<ダッシュボードサーバのIPアドレス>:<SymfowareのWebサーバのポート番号※>/
※デフォルトの場合:26510
WebAdminにログインします。
注意
Symfoware Serverをインストールした時のOSのログインアカウントとパスワードでログインが可能です
[DBサーバ]をクリックし、表示された「RDBシステム作成」画面で[次へ]をクリックします。
RDBシステム名およびシステム規模に以下の値を入力し、[次へ]をクリックします。
RDBシステム名:SWSQC(変更不可)
システム規模:中規模(接続数256)
注意
システム規模は第2章の設計結果により適宜変更してください。
チェックボックスの指定は必要に応じて行います。
(チェックするとOS再起動時にRDBシステムが自動起動するようになります)
必須項目になっている各ディレクトリ名を指定し、[次へ]をクリックします。
注意
ディレクトリの指定は任意ですが、OS上に存在しないディレクトリを指定するとエラーになります。(指定ディレクトリを作成してから、再び[次へ]をクリックすることで作業を続行できます)
その他のパラメータは必要に応じて適宜変更してください。
必須項目になっている各ディレクトリ名とポート番号を指定し、[次へ]をクリックします。
注意
ディレクトリの指定は任意ですが、OS上に存在しないディレクトリを指定するとエラーになります。(指定ディレクトリを作成してから、再び[次へ]をクリックすることで作業を続行できます)
[ヘルプ]をクリックすることで説明を見ることができます。
参考
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server セットアップガイド
確認画面が出るので、内容を確認して[作成]をクリックします。
続けてポップアップ画面が表示されるので[OK]をクリックします。
作成が完了したら[終了]をクリックします。
下の画面に戻るので、[RDBシステム起動・停止]をクリックし、さらに表示された画面で[起動]をクリックします。
起動が完了したら[終了]をクリックし、左下の[ログアウト]をクリックしてブラウザを閉じます。
システム用の動作環境ファイルを編集し、RDBシステムを再起動します(上記手順i.を参照してください)。
【Solaris版】/opt/FSUNrdb2b/etc/<RDBシステム名>.env
【Linux版】/opt/FJSVrdb2b/etc/<RDBシステム名>.env
上記ファイルに次の1行を追加します(すでに値が定義されている場合は書き換えてください)。
DEFAULT_DSI_NAME=CODE
Interstage Application Server向けの環境設定を行います。
注意
クラスパスの設定とライブラリパスの設定のみ行ってください。
クラスパスに設定するJDBCドライバモジュールはfjsymjdbc2.jarを設定してください。
参考
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)「5.3.1 Interstage Application Serverを使用する場合の環境設定」
OSを再起動します。
【Solaris版】
# cd / # /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0
【Linux版】
# cd / # /sbin/shutdown -r now
データベースの作成と設定を行います。
ダッシュボードサーバに以下の環境変数を設定します。
【Solaris版】
環境変数PATHに/opt/FSUNrdb2b/binを追加します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNrdb2b/libを追加します。
環境変数RDBNAMEに"SWSQC"を設定します。
環境変数MANPATHに/opt/FSUNrdb2b/manを設定します。
【Linux版】
環境変数PATHに/opt/FJSVrdb2b/binを追加します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FJSVrdb2b/libを追加します。
環境変数RDBNAMEに"SWSQC"を設定します。
環境変数MANPATHに/opt/FJSVrdb2b/manを設定します。
WebAdminのトップ画面から[Symfoware WebDBtools]リンクをクリックします。
WebDBtoolsにログインします。
注意
Symfoware Serverをインストールした時のOSのログインアカウントとパスワードでログインが可能です。
ログインする際にセションに関するエラーが表示された場合は、ブラウザ設定を見直し、すべてのクッキーを受け入れるようにしてください。
[定義操作]のリンクをクリックします。
左上の<RDBシステム名>のリンクをクリックすると操作メニューが表示されますので、「利用者登録の使用宣言」のリンクをクリックします。
[実行]をクリックします。
[終了]をクリックし、さらに[閉じる]をクリックします。操作メニューに戻ったら[ログアウト]をクリックし、ブラウザを閉じます。
あらかじめSQL文を記述した.datファイル(ファイル名は任意)を利用し、データベースの作成と設定を同時に行います。ダッシュボードサーバ上で以下のコマンドを実行してください。
【Solaris版】
# /opt/FSUNrdb2b/bin/rdbddlex <.datファイルのパス>
【Linux版】
# /opt/FJSVrdb2b/bin/rdbddlex <.datファイルのパス>
.datファイルの例を以下に示します。(青字部分は可変項目です)
-- BPM-Aのイベント格納データベースを作成 CREATE DATABASE EVENT; CREATE DBSPACE EVENTSPACE ALLOCATE FILE /opt/SWFD/RDB/USR/EVENT ATTRIBUTE SPACE(10000M); CREATE SCHEMA EVENTSCHEMA; CREATE USER EVENTUSER WITH DBMS PASSWORD 'password' FOR USER; GRANT ALLOCATE ON DBSPACE EVENTSPACE TO EVENTUSER; GRANT CREATE ON SCHEMA EVENTSCHEMA TO EVENTUSER
可変項目の設定項目は以下のとおりです。
可変項目 | 設定内容 |
---|---|
EVENT | データベース名です。 上記例の“EVENT”のまま特に変更する必要はありません。 |
EVENTSPACE | データベーススペース名です。 上記例の“EVENTSPACE”のまま特に変更する必要はありません。 |
/opt/SWFD/RDB/USR/EVENT | データベーススペースの作成先ファイルを指定します。 ファイル名は、絶対パス名で指定します。ファイル名に指定できる長さは、255バイト以内です。 |
10000M | データベーススペースのサイズを指定します。 サイズは、「2.1.1 ダッシュボードサーバの資源」を参照し、見積もった値を設定してください。 ポイント データベーススペースのサイズが大きい場合、データベーススペースを作成するためコマンドの完了までに時間がかかります。 |
EVENTSCHEMA | データベーススキーマ名です。 上記例の“EVENTSCHEMA”のまま特に変更する必要はありません。 |
EVENTUSER | RDBシステムに登録するユーザ名を指定します。 18文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または9文字以内の日本語文字列を指定します。 なお、設定したユーザ名は、「3.2.4.4 Interstage Business Process Manager Analyticsのデータベース設定」でデータベース作成時に入力します。 |
password | RDBシステムに登録するユーザのパスワードを指定します。 設定できるパスワードの条件は以下のとおりです。 パスワードは、以下の文字で構成される文字列定数で指定します。 パスワードは、6バイト以上8バイト以下の長さで指定します。 注意 パスワードは、文字列中に2つ以上の英字を含まなければなりません。また、1つ以上の数字、特殊文字または拡張文字を含まなければなりません。 パスワードは上記ユーザ名(EVENTUSER)と比較して、同じもの、ずらしたものまたは反転したものであってはなりません。 設定したユーザ名は、「3.2.4.4 Interstage Business Process Manager Analyticsのデータベース設定」でデータベース作成時に入力します。 |