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Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド

2.6.7 メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ

  ここでは、以下について説明します。メッセージの詳細は、“メッセージ集”を参照してください。

Interstage Application Server V9.0での変更

旧メッセージID

新メッセージID

変更内容

IJServer21xxx
(注1)

イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力されません。 (注2)

  注1)

  ただし、以下のメッセージは従来通りシステムログに出力されます。

  • IJServer21033: JavaVM上でメモリ不足が発生しました: NAME=%s1

  • IJServer21035: CORBAサービスへのアクセス時に異常が発生しました

  • IJServer21087: CORBAサービスで異常が発生しました: NAME=%s1 REASON=%s2

  • IJServer21410: 異常時用ファイルへのJMSメッセージ退避に失敗しました: NAME=%s1 FILE=%s2 REASON=%s3 CODE=%s4

  • IJServer21439: Message-driven Beanで異常が発生したためEJBアプリケーションを停止します: NAME=%s1 CODE=%s2

  • IJServer21457: イベントチャネルが停止したためMessage-driven Beanのメッセージ受信を停止します: IJServer=%s1: MDB=%s2: CHANNEL=%s3

  • IJServer21999: システムエラーが発生しました: NAME=%s1 CODE=%s2

  注2)

  バージョンアップ前と同じように、イベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。
  なお、本設定は、定義変更後に起動されたIJServerに対して有効です。

  

定義ファイル


  C:\Interstage\J2EE\etc\isj2ee.properties

  /opt/FJSVj2ee/etc/isj2ee.properties

追加定義

-------------------------------------------------
syslog_output_mode=all
-------------------------------------------------

  


Interstage Application Server V7.0での変更

旧メッセージID

新メッセージID

変更内容

IJServer21020

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがSession Beanで、createメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

  • EJBアプリケーションがSession Beanで、ビジネスメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21216

IJServer21239

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがEntity Beanで、createメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21235

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションがEntity Beanで、removeメソッドでアプリケーション例外が発生した場合

IJServer21054

以下の条件の場合、コンテナログファイルに出力されません。 (注1)

  • EJBアプリケーションメソッド実行中に、以下のメソッドを使用してトランザクションにロールバックをマークして、メソッドの実行に正常終了した場合

    • SessionContextのsetRollbackOnlyメソッド

    • EntityContextのsetRollbackOnlyメソッド

    • MessageDrivenContextのsetRollbackOnlyメソッド

  • アプリケーション例外が発生した場合

IJServer21108
IJServer21113
IJServer21114
IJServer21115
IJServer21116
IJServer21118
IJServer21120
IJServer21124
IJServer21125
IJServer21126

イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力されません。 (注2)

IJServer21421

IJServer21455

プロセス多重エラーで出力されていたメッセージを左記のように変更しました。 (注3)

  注1)

  SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがInterstage Application Server V7.0以降にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
  バージョンアップ前と同じように、コンテナログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。

  

定義ファイル


  C:\Interstage\EJB\etc\FJEJBconfig.properties

  /opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

追加定義

-------------------------------------------------
UserExSyslog=0
-------------------------------------------------

  

  注2)

  バージョンアップ前と同じように、イベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。

  

定義ファイル


  C:\Interstage\J2EE\etc\isj2ee.properties

  /opt/FJSVj2ee/etc/isj2ee.properties

追加定義

-------------------------------------------------
syslog_output_mode=V6
-------------------------------------------------

  

  注3)

  SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがInterstage Application Server V7.0以降にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
  バージョンアップ前と同じように、イベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力させたい場合は以下を設定してください。

  

定義ファイル


  C:\Interstage\EJB\etc\FJEJBconfig.properties

  /opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

追加定義

-------------------------------------------------
MsgNoCompatible=V6
-------------------------------------------------

  

  • FJEJBconfig.propertiesに無効な値を設定した場合は、デフォルト値(8.0)が設定されます。

  • FJEJBconfig.propertiesを編集した場合は、変更した値を有効にするために、IJServerを再起動してください。