名前
enablerstart - Fujitsu Enablerの起動
形式
enablerstart
機能説明
Fujitsu Enablerを起動します。
リポジトリのデータベースにリレーショナルデータベースを使用している場合には、本コマンドを使用する必要はありません。
注意事項
本コマンドは、Solaris、およびLinuxでのFujitsu Enabler起動用コマンドです。
Windows(R)では、Interstage ディレクトリサービスのサービスと依存関係を構築しているため、操作は必要ありません。
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドを実行する場合は、LANG環境変数に「C」を設定する必要があります。
通常は、OSの起動により、Fujitsu Enablerが起動されます。何らかの原因により、Fujitsu Enablerが起動されていない場合に使用します。
1つのリポジトリに対して、本コマンド、および以下の操作を複数同時に実行しないでください。同時に実行した場合、リポジトリ、またはFujitsu Enablerで動作異常が発生する場合があります。
リポジトリの作成(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)
リポジトリの削除(Interstage管理コンソール、irepconfigコマンド)
リポジトリの起動(Interstage管理コンソール、irepstartコマンド)
リポジトリの停止(Interstage管理コンソール、irepstopコマンド)
リポジトリ資源のバックアップ・移出(irepbacksysコマンド)
リポジトリ資源のリストア・移入(ireprestsysコマンド)
本コマンドを実行すると、Fujitsu Enablerの起動を示すメッセージが表示されます。
本コマンドは、RHEL-AS4(IPF)、およびRHEL5(IPF)では提供されていません。
使用例
Fujitsu Enablerを起動します。
/opt/FJSVena/server/bin/enablerstart
Fujitsu Enablerを起動します。
/opt/FJSVena/Enabler/server/bin/enablerstart