名前
uddirm - Webサービス情報の削除
形式
businessEntityの削除
uddirm -business [-quiet] <businessKey>
tModelの削除
uddirm -tmodel [-nocheck] [-quiet] <tModelKey>
ヘルプの表示
uddirm {-h|-help}
機能説明
uddirmコマンドは、Webサービス情報の削除を行います。
UDDIレジストリサービスに登録されているbusinessEntity, tModelをそれぞれbusinessKey, tModelKeyの値を指定することにより削除を行います。
本コマンドは、実行後にディレクトリサービスのUDDIレジストリサービス用DSA管理者DNとパスワードの入力が必要です。ただし、UDDIレジストリサービス環境設定ファイルにDSA管理者DNとパスワードを記述した場合は、入力が不要になります。
<businessKey>で指定されたbusinessEntityを削除します。
<tModelKey>で指定されたtModelを削除します。
tModelの削除時に、他のtModelから参照されているかチェックしません。(参照されていてもそのまま削除します)
コンソールにメッセージを表示しません。
-business を指定した場合に、削除対象となるbusinessEntityのbusinessKeyの値を指定します。
-tmodel を指定した場合に、削除対象となるtModelのtModelKeyの値を指定します。
ヘルプを出力します。
ヘルプを出力します。
メッセージ
本コマンドを実行した結果は、コマンドを実行した画面に表示されます。
-quietオプションを指定した場合、メッセージは表示されません。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドは、UDDIレジストリサービスが開始している状態で有効なコマンドです。UDDIレジストリサービスの開始は uddistartコマンドを実行してください。
tModelの削除は、UDDI APIと異なり完全に削除されます。
UDDI APIのdelete_tModelでtModelを削除した場合は、同じUDDI APIのfind_tModelによる検索結果に現れなくなる(=不可視状態になる)だけです。
tModelを削除する前に、そのtModelを参照しているデータが他にないことを確認してください。不可視状態で参照されていないtModelの一覧は uddick コマンドで取得できます。
tModelの削除で、-nocheckオプションを指定した場合、削除対象のtModelが他から参照されていても削除します。ご注意ください。
「-」で始まるキーを持つデータを削除する場合、以下のようにキーの値を指定する前に「--」を追加してください。
例: tModelKey が“-xxxxxx”のtModelデータを削除する場合
uddirm -tmodel -- -xxxxxx |
使用例
businessKeyが“e9e80-1a00-b123-..”であるbusinessEntityを削除します。
uddirm -business 68de9e80-1a00-b123-.. |