名前
uddifind - Webサービス情報の検索
形式
businessEntityの検索
uddifind -business [-quiet] [-f] -o <result_file> [-format {html|xml}]
-name <name_option>
tModelの検索
uddifind -tmodel [-quiet] [-f] -o <result_file> [-format {html|xml}]
-name <name_option>
ヘルプの表示
uddifind {-h|-help}
機能説明
uddifindコマンドは、Webサービス情報の検索を行います。
UDDIレジストリサービスに登録されている、businessEntity, tModelをそれぞれbusiness名、tModel名を指定することにより検索を行います。取得結果は、指定されたファイルにHTMLまたはXML形式で出力します。
businessEntityを検索します。
tModelを検索します。UDDI APIのfind_tModelでは検索対象外の不可視状態のtModelも検索対象とします。
※UDDI APIのdelete_tModelの処理対象となったtModelは実際には削除されず、UDDI APIのfind_tModelによる検索対象外(=不可視状態)になります。
検索結果を <result_file>ファイルに出力します。文字コードは“UTF-8”です。
出力フォーマットを指定します。xmlが指定された場合は、businessList(-businessをした場合)またはtModelList(-tmodelを指定した場合)のXMLメッセージ形式が出力されます。htmlが指定された場合は、HTML形式で出力されます。デフォルトは xml です。
結果の出力先ファイルが存在している場合に上書きします。
コンソールにメッセージを出力しません。
-businessを指定した場合はbusinessEntityの名前、-tmodelを指定した場合はtModelの名前を指定します。ワイルドカードとして「%」が使えます。
ヘルプを出力します。
ヘルプを出力します。
メッセージ
本コマンドを実行した結果を表すメッセージは、コマンドを実行した画面に表示されます。
-quietオプションを指定した場合、メッセージは画面に表示されません。
Webサービス情報を検索した結果は指定されたファイルに出力されます。また、ヘルプはコマンドを実行した画面に表示されます。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
本コマンドは、UDDIレジストリサービスが開始している状態で有効なコマンドです。UDDIレジストリサービスの開始は uddistartコマンドを実行してください。
本コマンドは、検索条件にヒットした情報がすべて出力されるため、大量にヒットした場合には、時間がかかることがあります。検索範囲を絞って利用するのが効果的です。
使用例
“FUJITSU”という名前を指定して、businessEntityを検索します。検索結果はout.xmlにXML形式で出力します。
uddifind -business -o out.xml -format xml -name FUJITSU |