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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

20.1 uddiadmusr

名前

  uddiadmusr - ユーザデータ領域の管理

形式

機能説明

  uddiadmusrコマンドは、UDDIレジストリサービスの利用者がWebサービス情報を格納する領域であるユーザデータ領域の管理を行います。
  本コマンドは、実行後にディレクトリサービスのUDDIレジストリサービス用DSA管理者DNとパスワードの入力が必要です。ただし、UDDIレジストリサービス環境設定ファイルにDSA管理者DNとパスワードを記述した場合は、入力が不要になります。
  uddiadmusrコマンドの機能を以下に示します。

-create <target_user>

  <target_user>ユーザ用のデータ領域を作成します。

-remove <target_user>

  <target_user>ユーザ用のデータ領域を削除します。

-modify <target_user>

  <target_user>ユーザの登録可能なデータ最大件数を変更します。件数の設定は -businesslimit, -servicelimit, -bindinglimit, -tmodellimitで指定した各値です。

-businesslimit <business_num>

  businessEntityの登録可能なデータ最大件数を指定します。最大件数を無制限にする場合は、<business_num>に「infinity」を指定してください。

-servicelimit <service_num>

  businessServiceの登録可能なデータ最大件数を指定します。最大件数を無制限にする場合は、<service_num>に 「infinity」を指定してください。

-bindinglimit <binding_num>

  bindingTemplateの登録可能なデータ最大件数を指定します。最大件数を無制限にする場合は、<binding_num>に「infinity」を指定してください。

-tmodellimit <tmodel_num>

  tModelの登録可能なデータ最大件数を指定します。最大件数を無制限にする場合は、<tmodel_num>に「infinity」を指定してください。

-info <target_user>

  <target_user>ユーザの登録可能なデータの最大件数を取得します。

-businesskeys <target_user>

  <target_user>ユーザが登録しているbusinessEntityのbusinessKey一覧を取得します。

-tmodelkeys <target_user>

  <target_user>ユーザが登録しているtModelのtModelKey一覧を取得します。

-userlist

  UDDIレジストリサービス内にユーザデータ領域が存在するユーザ一覧を取得します。

-o <result_file>

  実行結果を <result_file>ファイルに出力します。文字コードは“UTF-8”です。

-f

  実行結果の出力ファイルが存在していた場合に上書きします。

-quiet

  コンソールにメッセージを表示しません。

-h

  ヘルプを出力します。

-help

  ヘルプを出力します。

メッセージ

  本コマンドを実行した結果は、以下のようになります。

注意事項

使用例

  ユーザID“a001”のユーザデータ領域を削除します。

uddiadmusr -remove a001

  ユーザID“a001”のユーザのbusinessEntityの最大登録件数を 5 に変更します。

uddiadmusr -modify a001 -businesslimit 5

  ユーザID“a001”のユーザのデータの最大登録件数を表示します。

uddiadmusr -info a001

  ユーザID“a001”のユーザが登録しているtModelのtModelKey一覧をoutputファイルに出力します。

uddiadmusr -tmodelkeys a001 -o output

  ユーザデータ領域が存在するユーザ一覧を表示します。

uddiadmusr -userlist