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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

18.1 jscontdisp

名前

  jscontdisp  -  Interstage管理コンソール用Servletコンテナの状態表示

形式

  jscontdisp [-M system]

機能説明

  jscontdispコマンドは、Interstage管理コンソール用Servletコンテナの状態を表示します。
  以下に、jscontdispコマンドが表示する情報を説明します。1つのServletコンテナの情報は1行で表示します。

タイトル

説明

PID

ServletコンテナのプロセスIDです。Servletコンテナが停止している場合は'-'(ハイフン)が表示されます。

STATUS

Servletコンテナの状態です。以下のいずれかを表示します。

  • ACTIVE
    Servletコンテナは起動しています。

  • STOPPED
    Servletコンテナは停止しています。

  • STOPPING
    Servletコンテナは停止処理中です。

Container Name

Servletコンテナの名前です。

  以下に、jscontdispコマンドのオプションと引数を説明します。

-M system

  本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
    -  Interstage Application Server Enterprise Edition
  拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
  本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
  本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。

メッセージ

  コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。
  メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。
  エラーの場合、詳細なログ情報が以下のログファイルに出力されます。
  Servletコンテナの状態表示に失敗した場合や、jssvstartコマンドで起動したServletコンテナが起動されていない場合は、“トラブルシューティング集”を参照し、対処してください。

  C:\Interstage\F3FMjs2su\log\jswatch.log

  /var/opt/FJSVjs2su/log/jswatch.log
  /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2su/var/log/jswatch.log    拡張システムの場合

  /var/opt/FJSVjs2su/log/jswatch.log

注意事項

使用例

jscontdisp
PID    STATUS    Container Name
------ -------- --------------------------------
   341 ACTIVE    opmanager