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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

12.7 ispstart

名前

  ispstart - 性能監視の開始

形式

  ispstart [-M システム名] -f FileName | -o ObjectName

機能説明

  性能監視を開始します。
  以下にispstartコマンドの引数を説明します。

-M システム名

  対象のシステム名を指定します。
  本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

-f FileName

  性能測定対象を記述した性能監視対象指定ファイルを指定します。性能測定対象には、以下が指定できます。
  性能監視対象指定ファイルについては“運用ガイド(基本編)”の“性能監視ツール運用時に使用する定義ファイル”を参照してください。

  • トランザクションアプリケーションのオブジェクト名

  • ラッパーのオブジェクト名

  • IJServerのEJBコンテナ名

  • CORBAアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID

  このオプションは省略する場合には、-oオプションを指定する必要があります。
  性能監視対象は、ファイル内に、合計1000個まで指定できます。
  Interstage Application Server Standard-J Editionの場合は、“IJServerのEJBコンテナ名”のみ指定できます。

-o ObjectName

  測定対象となるトランザクションアプリケーションまたはラッパーのオブジェクトのオブジェクト名を指定します。“-o”と“ObjectName”の間にはブランクを入れてください。
  オブジェクト名は、1~1000個まで指定できます。複数のオブジェクト名を指定する場合、各オブジェクト名をブランクで区切ってください。
  このオプションは省略する場合には、-fオプションを指定する必要があります。
  Enterprise Editionのみ使用できます。

注意事項

使用例

  性能監視を開始します。

  オブジェクト名が1個の場合

  ispstart -o object001

  オブジェクト名が3個の場合

  ispstart -o object001 object002 object003

  性能監視対象ファイルを指定する場合

  ispstart -f objfile