サーバアプリケーションの起動ができない場合は、以下の項目を確認してください。
■環境変数LANG
Symfoware/RDBを使用してデータベース連携サービスを使用する場合は、環境変数LANGに必ず日本語を設定する必要があります。
“ja”を設定する場合の例を以下に示します。
% LANG=ja % export LANG
■データベース環境
データベースが起動されているかを確認します。
[確認方法]
[スタート]メニューからRDBの起動/停止を確認します。
ps -ef | grep rdb <RETURN>
■サーバアプリケーション起動時
CORBAサービスのサーバライブラリをリンクしているかを確認します。
インプリメンテーションリポジトリにサーバアプリケーションを登録した際のリソース定義ファイルのパスが正しく設定されているかを確認します。
リソース定義がotssetrscコマンドで登録されているかを確認します。
CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリ/ネーミングサービスにサーバアプリケーションが登録されているかを確認します。
スレッド環境で起動する場合、スレッド関連のライブラリを使用しているかを確認します。同様に、プロセス環境で起動する場合、プロセス関連のライブラリを使用しているかを確認します。特にプロセス環境で起動する場合は、スレッド関連のライブラリを使用していると、誤動作の原因となります。
プロセスモードのアプリケーションを起動する場合、CORBAサービスのノンスレッド用のライブラリlibOM.soをリンクしているかを確認します。環境変数LD_LIBRARY_PATHに、“CORBAサービスのインストールディレクトリ/lib/nt”を“CORBAサービスのインストールディレクトリ/lib”より前に設定しているかを確認します。ただし、言語がJavaの場合は、スレッド用のライブラリを使用します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに、Symfoware/RDBライブラリのパスおよびSymfoware/RDBの必須製品のライブラリのパスが設定されているかを確認します。
インプリメンテーションリポジトリにサーバアプリケーションを登録した際のRESOURCEのパスが正しく設定されているかを確認します。
RESOURCEのパスがotssetrscコマンドでインプリメンテーションリポジトリ/ネーミングサービスに登録されているかを確認します。
CORBAサービスのインプリメンテーションリポジトリ/ネーミングサービスにサーバアプリケーションが登録されているかを確認します。
■リソース定義ファイルの記述
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列が正しく設定されているかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
CLOSEINFO文字列が“NULL”であるかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列のユーザ名/パスワードがデータベース管理者のものであるかを確認します。
リソース定義ファイルのOPENINFO文字列が正しく設定されているかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルのENVIRONの環境変数LD_LIBRARY_PATHに、Symfoware/RDBライブラリのパスおよびSymfoware/RDBの必須製品のパスが設定されているかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルにRMNAME/OPENINFO/CLOSEINFOが正しく設定されているかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。
リソース定義ファイルのCLOSEINFO文字列が“NULL”であるかを確認します。設定方法については、“11.2 リソース定義ファイルの作成”を参照してください。