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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)

3.1.1 静的生成運用の起動

  イベントサービスの静的生成運用の起動を行うには、以下の3とおりの方法があります。運用に応じて、いずれかの方法で起動してください。

  それぞれの運用手順について、以下に示します。


Interstage管理コンソールを使用して起動する方法

  静的生成運用においてInterstage管理コンソールを使用して起動する場合、Interstage管理コンソールを起動してログインし、Interstageを起動することによりイベントサービスを起動します。
  運用手順を以下に示します。Interstage管理コンソールの起動については“運用ガイド(基本編)”を、Interstage管理コンソールの画面操作については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。


(1) Interstageの起動

  [システム] > [状態]で、Interstageの起動によりイベントサービスを起動します。


(2) イベントチャネルの起動

  [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [状態]で、イベントチャネルを起動します。

注意

  [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [自動起動]において、[自動起動設定]に[自動起動しない]と指定した場合に、「(2) イベントチャネルの起動」の操作を行う必要があります。

参照

  Interstage管理コンソールの管理サーバで運用する場合の操作方法については、“運用ガイド(基本編)”の“マルチサーバ管理機能”-“Interstageの運用”-“イベントサービスの運用”を参照してください。


Interstage統合コマンドを使用して起動する方法

  静的生成運用においてInterstage統合コマンドを使用して起動する場合、isstartコマンドを使用してInterstageを起動することによりイベントサービスを起動します。
  運用手順を以下に示します。



(1) Interstageの起動

  isstartコマンドを使用して、Interstageの起動によりイベントサービスを起動します。

isstart

(2) イベントチャネルの起動

  esstartchnlコマンドを使用して、イベントチャネルを起動します。

  イベントチャネルのグループ“GROUP1”を起動する場合

esstartchnl -g GROUP1

注意

  「(2) イベントチャネルの起動」は、以下の場合に、操作する必要があります。

  • essetcnfchnlコマンドでイベントチャネルの動作環境を設定する際に、-autostartオプションに“no”(イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動しない)を指定した場合。

  • essetcnfコマンドでイベントサービスの構成情報を設定する際に、-autostartオプションに“no”(イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動しない)を指定し、かつessetcnfchnlコマンドでイベントチャネルの動作環境を設定する際に、-autostartオプションを指定しなかった場合(essetcnfchnlコマンドの-dオプションで動作環境を表示すると、該当オプションは“default”と表示されます)。


■イベントサービス運用コマンドを使用して起動する方法

  静的生成運用においてイベントサービス運用コマンドを使用して起動する場合、esstartコマンドを使用してイベントサービスを起動します。
  運用手順を以下に示します。



(1) イベントサービスの起動

  esstartコマンドを使用して、イベントサービスを起動します。

  イベントサービスだけを起動する場合

esstart

注意

  イベントサービスを起動する場合、事前にイベントサービスの環境設定を行ってください。

ポイント


  イベントサービスはサービスプログラムであり、イベントサービスがセットアップされていれば、システムが起動されるたびに自動的に起動されます。
  サービスの状態を確認するには、Administrator権限でログインし、「コントロールパネル」の「サービス」または[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を起動後、“EventService”の状態を参照します。サービスを起動する場合には、“EventService”を選択し、「開始」ボタンをクリックします。


(2) イベントチャネルの起動

  esstartchnlコマンドを使用して、イベントチャネルを起動します。

  イベントチャネルのグループ“GROUP1”を起動する場合

esstartchnl -g GROUP1

注意

  「(2) イベントチャネルの起動」は、以下の場合に、操作する必要があります。

  • essetcnfchnlコマンドでイベントチャネルの動作環境を設定する際に、-autostartオプションに“no”(イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動しない)を指定した場合。

  • essetcnfコマンドでイベントサービスの構成情報を設定する際に、-autostartオプションに“no”(イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動しない)を指定し、かつessetcnfchnlコマンドでイベントチャネルの動作環境を設定する際に、-autostartオプションを指定しなかった場合(essetcnfchnlコマンドの-dオプションで動作環境を表示すると、該当オプションは“default”と表示されます)。