(9) その他のサンプルプログラムの実行例を説明します。
種別 | フォルダ (注1) | 備考 |
---|---|---|
%OD_SAMPLES%\simple_s, simple_c | (注2) | |
%OD_SAMPLES%\simple_cpp_s, simple_cpp_c | (注2) | |
%OD_SAMPLES%\java\Server, Client |
|
注1)
ここで使用している環境変数は以下のとおりです。なお、Interstageのインストールフォルダはデフォルトです。
環境変数 | 値 |
---|---|
OD_SAMPLES | C:\Interstage\ODWIN\src\sample |
注2)
フォルダ名の最後に_sの付くフォルダがサーバアプリケーションフォルダ、_cの付くフォルダがクライアントアプリケーションフォルダです。それぞれフォルダ名が一致する_s、_cフォルダの組み合わせで使用します。
“D.3.1.1 静的インタフェース/各種データ型(C言語)”を参照してください。
“D.3.1.2 静的インタフェース/各種データ型(C++言語)”を参照してください。
クライアントマシン上では、Internet ExplorerにJBKプラグインをインストールしておいてください。
<作成/サーバ>
サーバアプリケーションの作成手順として、Microsoft(R) Visual C++(R) .NET Standardを使用したときの実行例を以下に示します。
コマンドプロンプトを起動し、サーバアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、IDLコンパイルを実行して、スケルトンを作成します。
IDLc sample.idl |
エクスプローラなどからソリューション(.sln)ファイルをダブルクリックしてVisual C++(R)を起動し、以下の手順でビルドします。
起動されたVisual C++(R)のメニューバーから「ビルド」-「構成マネージャ」を選択して、「アクティブ ソリューション構成」で「Release」を選択します。
Visual C++(R)のメニューバーから「ビルド」-「ソリューションのビルド」を選択してサーバアプリケーションを作成します。
ビルド時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。
<作成/クライアント>
Clientをクライアントアプリケーションフォルダとして、その配下のアプリケーションをコンパイルすることでクライアントアプリケーションを作成します。
クライアントアプリケーションの作成手順を以下に示します。
コマンドプロンプトを起動し、クライアントアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、make.batを実行してJavaクライアントのためのスタブなどを作成します。
make.bat |
apl-compile.batを実行してJavaのソースをコンパイルします。
apl-compile.bat |
サーバマシンのクライアントアプリケーションフォルダ配下にあるすべてのファイルをクライアントマシンの作業用フォルダ配下へコピーします(クライアントマシンへのコピーは、ファイル共有およびエクスプローラなどを利用して行ってください)。
Javaライブラリ(ODjava4.jar)、アプリケーション格納フォルダに権限を設定します。
詳細については、“5.5.3 Javaライブラリに対する権限の設定”を参照してください。
<実行>
“D.3.1.6 静的インタフェース/四則演算(Java言語)”の<実行>を参照してください。