FUJITSU Linkexpress Replication option クラスタ導入運用ガイド
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第2部 フェイルオーバ対応機能編> 第2章 フェイルオーバ対応機能> 2.2 資源の配置

2.2.2 Linkexpress Replication optionに関する資源の配置

以下に、Linkexpress Replication optionに関する資源の配置方法を示します。

ファイル

種別

配置先

備考

RAW

FILE

共用

ローカル

動作環境ファイル



運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションの両方に同一の内容のものを配置してください。

トランザクションログファイルの管理部



(注1)


動作環境ファイルのLOGMNGPATHオペランドでディレクトリパス名を指定します。

トランザクションログファイルのデータ部



(注2)


トランザクションログファイルの作成コマンド(lxreplogコマンド)で指定します。
PRIMECLUSTER GDSまたはSafeDISKを利用してミラーリングを行う場合、UNIXファイルシステムで作成すると、切替え時に等価性保証のための時間がかかります。なるべくローデバイスを使用してください。



(注1)


トランザクションログファイルのインデックス部



(注2)




(注1)


抽出定義管理ファイル



(注1)


動作環境ファイルのDEFMNGPATHオペランドでディレクトリパス名を指定します。

差分ログファイル



(注1)


抽出定義で指定します。

抽出データ格納ファイル



(注1)


データベース抽出コマンド(lxextdbコマンド)で指定します。

データベース抽出コマンドの作業ディレクトリ



(注1)


レプリケーション内部トレースファイル


(注1)


レプリケーションの動作環境ファイルで、SYSTRACE_PATHによってレプリケーション内部トレースファイルの作成先を変更する場合に指定します。変更を行わない場合は、抽出定義管理ファイルと同じ場所に配置されます。

レプリケーション抽出トレースファイル


(注1)


環境変数“LXDBDEBUG”に配置場所を指定します。

RAW:ローデバイス(Solaris、Linuxの場合)
FILE:UNIXファイルシステム、NTFSファイルシステム
共用:共用ディスク装置
ローカル:ローカルディスク
注1)切替えディスクとして配置します。
注2)共用ディスクとして配置します。


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