FUJITSU Linkexpress Replication option クラスタ導入運用ガイド
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第2部 フェイルオーバ対応機能編> 第2章 フェイルオーバ対応機能> 2.2 資源の配置

2.2.1 Linkexpressに関する資源の配置

以下に、Linkexpressに関する資源の配置方法を示します。

なお、Linkexpressには、パッケージをインストールしたディレクトリのうち、共用ディスク装置に配置する必要のあるディレクトリが存在します。詳細は、“2.4.3 Linkexpressのセットアップ”を参照してください。

ファイル

種別

配置先

備考

RAW

FILE

共用
(注1)

ローカル

HOSTSファイル



運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションの両方に同一の内容のものを配置してください。

SERVICESファイル



DB連携機能のDB動作環境定義ファイル



(注2)
(注5)

ローカルディスクの場合には、運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションの両方に同じ内容のものを、同じディレクトリ名およびファイル名で配置してください。

DB連携機能の作業用ディレクトリ



(注3)
(注5)

DBサービス定義のOUTTABLE定義文で指定します。

レプリケーション業務のイベントから呼び出されるシェルスクリプト、またはバッチファイル



(注4)

ローカルディスクの場合には、運用系のクラスタアプリケーションと待機系のクラスタアプリケーションの両方に同じ内容のものを、同じディレクトリ名およびファイル名で配置してください。

受信ファイル



(注1)
(注5)

レプリケーション業務のデータ送信またはデータ受信イベントで指定します。

RAW:ローデバイス(Solaris、Linuxの場合)
FILE:UNIXファイルシステム、NTFSファイルシステム
共用:共用ディスク装置
ローカル:ローカルディスク
注1)切替えディスクとして配置します。
注2)切替えディスクまたはローカルディスクとして配置してください。
注3)切替えディスクまたはローカルディスクとして配置してください。ただし運用待機の場合は、切替えディスクに配置してください。
注4)切替えディスクまたはローカルディスクとして配置してください。
注5)Microsoft Cluster Serverまたはフェールオーバークラスタリングによるクラスタシステムの場合は、切替えディスクに配置してください。


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