ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書

5.2.1 クラスタサービスの構成の決定

  MQDをクラスタシステムで動作させるためのクラスタサービスの構成を決定します。

5.2.1.1 クラスタサービスの構成の決定(MSCSの場合)

  MSCSではクラスタサービスの構成単位をリソースグループと呼びます。

  MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD用のリソースグループを決定する必要があります。MQDはInterstageと同じリソースグループに所属させ、業務の引継ぎ単位を考慮してリソースグループを決定する必要があります。図5.3 MQDのリソースグループ構成にMQDの基本的なリソースグループの構成を示します。

図5.3 MQDのリソースグループ構成

5.2.1.2 クラスタサービスの構成の決定(PRIMECLUSTERの場合)

  PRIMECLUSTERではクラスタサービスの構成単位をuserApplicationと呼びます。

  MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD用のuserApplicationを決定する必要があります。MQDはInterstageと同じuserApplicationに所属させ、業務の引継ぎ単位を考慮してuserApplicationを決定する必要があります。図5.4 MQDのリソースグループ構成にMQDの基本的なuserApplicationの構成を示します。

図5.4 MQDのリソースグループ構成