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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

3.6.6 トランザクションサービス(OTS)の運用

  トランザクションサービス(OTS)では、以下の運用操作を行います。

運用操作

操作内容

状態表示

  • トランザクションサービス(OTS)の運用情報

  • トランザクションサービス(OTS)の削除

操作

  • OTSシステムの起動

  • OTSシステムの停止

  • JTS用リソース管理プログラムの起動

  • JTS用リソース管理プログラムの停止


3.6.6.1 状態表示

■ トランザクションサービス(OTS)の運用情報

  管理サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [トランザクションサービス(OTS)]タブ
で、作成先の状態を表示します。

■ トランザクションサービス(OTS)削除

  一覧表示の画面で配置先のチェックボックスを指定することにより、管理対象サーバからトランザクションサービス(OTS)を削除します。


3.6.6.2 操作

■ OTSシステムの起動

  OTSシステムの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [トランザクションサービス(OTS)]の操作タブ
    で、OTSシステムの起動操作を行います。


  OTSシステムは、[起動(IS)]ボタンを使用して、Interstageの起動と連動して起動します。また、JTSRMPも起動されます。


■ OTSシステムの停止

  OTSシステムの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス]> [トランザクションサービス(OTS)]の操作タブ
    で、OTSシステムの停止操作を行います。


  OTSシステムは、[停止(IS)]ボタンを使用して、Interstageの停止と連動して停止します。また、JTSRMPも停止されます。


■ JTS用リソース管理プログラムの起動

  トランザクションサービス(OTS)の操作画面におけるJTS用リソース管理プログラムの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [トランザクションサービス(OTS)]の操作タブ
    を表示します。

  3. JTSRMP起動ボタンで起動操作を行います。


  JTSRMPだけの起動および停止は、データベースなどのリソースの異常終了時、JTS用リソース管理プログラムを再起動することで、ダウンリカバリを行う場合に利用します。このボタンを利用することにより、OTSシステムを停止することなく、ダウンリカバリを行うことができます。


■ JTS用リソース管理プログラム停止

  トランザクションサービス(OTS)の操作画面におけるJTS用リソース管理プログラムの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。

  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [トランザクションサービス(OTS)]の操作タブ
    を表示します。

  3. JTSRMP停止ボタンで停止操作を行います。


  JTSRMPだけの起動および停止は、データベースなどのリソースの異常終了時、JTS用リソース管理プログラムを再起動することで、ダウンリカバリを行う場合に利用します。このボタンを利用することにより、OTSシステムを停止することなく、ダウンリカバリを行うことができます。