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Systemwalker Software Configuration Manager V14g 操作ガイド テンプレート管理者編
Systemwalker

2.2.1 イメージ情報の新規作成

イメージ情報を新規作成する場合の作業の流れは、以下のようになります。


図2.9 イメージ情報新規作成の流れ


ページ

説明

イメージ情報新規作成

イメージ情報を新規に作成します。

[イメージ]タブで[新規作成]ボタンをクリックします。

イメージ選択

使用する仮想イメージを選択します。

詳細は、「2.2.1.1 イメージ選択」を参照してください。

基本情報

イメージ情報の基本的な情報を設定します。

詳細は、「2.2.1.2 基本情報」を参照してください。

ソフトウェア選択

ソフトウェア情報を選択します。

詳細は、「2.2.1.3 ソフトウェア選択」を参照してください。

パッチ情報

パッチ情報を設定します。

詳細は、「2.2.1.4 パッチ情報」を参照してください。

構成確認

イメージ情報の構成を確認します。

詳細は、「2.2.1.5 構成確認」を参照してください。

2.2.1.1 イメージ選択

[イメージ選択]ページでは、使用する仮想イメージを選択します。


図2.10 [イメージ選択]ページ


[イメージ選択]ページでの操作手順は、以下のとおりです。

  1. 作成するイメージ情報の仮想イメージを一覧より選択します。

  2. [次へ]ボタンをクリックすると、[基本情報]ページが表示されます。

2.2.1.2 基本情報

[基本情報]ページでは、イメージ情報の基本的な情報を設定します。

図2.11 [基本情報]ページ

[基本情報]ページでの操作手順は、以下のとおりです。

  1. イメージ情報の基本情報の各項目を設定します。


    項目

    説明

    タイプ

    登録されているL-Serverテンプレートを選択します。

    用途

    サーバの用途を以下から選択します。複数選択できます。

    • WEB:Webサーバ

    • AP :アプリケーションサーバ

    • DB :DBサーバ

    アイコン

    • 用途を示すサーバのアイコンです。

    • [用途]に指定したものが連動して、表示されます。

    ディスク容量

    イメージに含まれるサーバのシステムディスクサイズを0.1~99999.9 GBの範囲内で指定します。

    NIC数

    NIC数を1~99の範囲内で指定します。

    最大CPU数

    • システム新規作成時に指定できる、CPU数の上限値を指定します。
      1~ ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。

    • 省略可能です。省略した場合は、ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。

    最大CPU動作周波数

    • システム新規作成時に指定できる、CPU性能の上限値をGHz単位で指定します。
      0.1~ ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。

    • 省略可能です。省略した場合は、ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。

    最大メモリ容量

    • システム新規作成時に指定できる、メモリ容量の上限値をGB単位で指定します。
      0.1~ ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値までの範囲で指定します。

    • 省略可能です。省略した場合は、ServerView Resource Orchestratorに登録されているVMプールの上限値が指定されたとみなされます。

    最大ディスク数

    サーバに追加できる拡張ディスクの最大数を0~99の範囲内で指定します。

    最大ディスク容量

    • システム新規作成時に指定できる、拡張ディスクのディスク容量の上限値をGB単位で指定します。
      0.1~ ServerView Resource Orchestratorに登録されているストレージプールの上限値までの範囲で指定します。

    • 省略可能です。省略した場合は、ServerView Resource Orchestratorに登録されているストレージプールの上限値が指定されたとみなされます。

    初期パスワード

    以下のユーザーのパスワードを指定します。パスワードは、イメージで設定済みのパスワードと一致している必要があります。

    【Windows】

    • 仮想化ソフトがVMwareの場合

      ユーザー名がAdministratorのパスワードを指定します。

    • 仮想化ソフトがHyper-Vの場合

      作成されるL-Serverに使用されるローカルの管理者アカウントのパスワードを指定します。

    【Linux】

    スーパーユーザーのパスワードを指定します。

    初期パスワード (確認)

    [初期パスワード]と同じ値を指定します。


  2. [次へ]ボタンをクリックすると、[ソフトウェア選択]ページが表示されます。

ポイント

すべての項目の構文が正しい場合は、[ソフトウェア選択]ページが表示されます。入力項目にエラーがある場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージが表示された場合は、エラーメッセージを参考に正しい設定に修正します。

2.2.1.3 ソフトウェア選択

[ソフトウェア選択]ページでは、仮想イメージで使用しているソフトウェアをイメージ情報に設定します。


図2.12 [ソフトウェア選択]ページ


[ソフトウェア選択]ページでの操作手順は、以下のとおりです。

  1. 設定するソフトウェアのチェックボックスをチェックします。

    このとき、必ずOSを1つ選択するようにします。

  2. [次へ]ボタンをクリックします。


ポイント

OSが1つも選択されていない場合や複数選択されている場合は、エラーメッセージが表示されます。必ずOSを1つ選択するようにします。


2.2.1.4 パッチ情報

[パッチ情報]ページでは、ソフトウェアのパッチ情報の追加および削除をします。


図2.13 [パッチ情報]ページ


ボタン名称

説明

パッチ追加

パッチ情報を追加します。

ページ上部の一覧よりソフトウェアまたはパッチ情報を選択すると、[パッチ追加]ボタンが表示されます。

詳細は、「パッチ情報の追加」を参照してください。

上へ

ページ上部の一覧よりソフトウェアまたはパッチ情報を選択し、[上]ボタンまたは[下へ]ボタンをクリックすると、選択したソフトウェアまたはパッチ情報が上下に移動します。

ただし、OSは最上位の階層から移動できません。パッチ情報はソフトウェアを超えて移動できません。

下へ

削除

パッチ情報を削除します。

ページ上部の一覧よりソフトウェアまたはパッチ情報を選択すると、[削除]ボタンが表示されます。

詳細は、「パッチ情報の削除」を参照してください。


パッチ情報追加

パッチ情報を追加する場合の操作手順は、以下のとおりです。

  1. ページ上部の一覧よりパッチ情報を追加するソフトウェアまたはパッチ情報を選択します。

  2. [パッチ追加]ボタンをクリックすると、選択したソフトウェアまたはパッチ情報の下に、パッチ情報が追加されます。

  3. ページ下部に追加するパッチ情報のコンポーネント名および説明を入力するフィールドが表示されるので、必要な項目を入力します。

    図2.14 [パッチ情報]ページ (パッチ情報の追加)


    項目

    説明

    パッチID

    • パッチIDを32Bytes以内で指定します。

    • 1つのソフトウェアに対して同一のパッチIDを複数設定できません。

    • デフォルトは「PATCH +“通し番号 (1から)”」です。

    コンポーネント名

    パッチを適用するコンポーネントの名前を85文字以内で指定します。

    説明

    パッチの説明を85文字以内で入力します。


  4. [次へ]ボタンをクリックします。


パッチ情報変更

設定したパッチ情報を変更する場合の操作手順は、以下のとおりです。

  1. 変更するパッチ情報を選択します。

  2. ページ下部に選択したパッチ情報の詳細情報が表示されるので、必要に応じて、情報を変更します。

ポイント

パッチ情報を変更した場合、変更した値の構文チェックが自動的に行われます。構文が正しい場合は、パッチ情報が変更されますが、構文エラーがあった場合は、エラーメッセージが表示され、変更前の値に戻ります。


パッチ情報削除

パッチ情報を削除する場合の操作手順は、以下のとおりです。

  1. 削除するパッチ情報を選択し、[削除]ボタンをクリックします。

  2. 削除確認のメッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックすると、パッチ情報が削除されます。


2.2.1.5 構成確認

[構成確認]ページでは、設定したイメージ情報を確認し、その内容でイメージ情報を新規に作成します。


図2.15 構成確認


[構成確認]ページでの操作手順は、以下のとおりです。

  1. 表示されている内容に誤りがないか確認します。

    表示内容を修正する場合は、[戻る]ボタンで戻り、正しい設定にします。

  2. [作成]ボタンをクリックすると、イメージ情報が作成された旨のメッセージが表示され、イメージ情報が登録されます。ウィンドウは、[イメージ]タブの一覧画面が表示されます。