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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

F.2.3 サポート対象の定義に変更する場合

未サポート資源をActive DB Guardがサポートする格納構造に変更する方法を以下に説明します。

  1. Symfoware Serverのrdbunlコマンドを使用し、未サポート資源のデータを退避します。

  2. Symfoware Serverのrdbddlexコマンドを使用し、未サポート資源の再定義を行います。

    • RANDOM構造の表の場合
      表とインデックスのDSO定義を削除し、SEQUENTIAL構造の定義で再作成します。

    • 一意性制約がない表の場合
      表定義を削除したあと、一意性制約を付加して定義を行います。

    • 格納構造定義を簡略化する設定で、Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイルにDEFAULT_DSI_NAME=CODEを指定している場合
      以下のいずれかを実施して、作成したテーブルの再定義を行います。

      • テーブル定義を簡略化、または格納領域指定せずに再定義する。

      • Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイルのDEFAULT_DSI_NAMEパラメタを省略またはDEFAULT_DSI_NAME=STANDARDに指定して再定義する。

  3. Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを使用し、退避したデータのロード処理を行います。

参照

  • rdbunlコマンド、rdbddlexコマンドおよびrdbsloaderコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

  • データベースの格納構造を変更する方法の詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)”を参照してください。