Active DB Guardのサポート対象資源について、以下の表に示します。
Active DB Guardの対象とするロググループに複写元システムで利用不可能な資源が含まれている場合、データベース資源の関連付けの操作がエラーになります。
資源種別 | 種別/機能 | 複写元システムでの利用 | 反映対象 |
---|---|---|---|
表 | SEQUENTIAL構造 | 可 | 対象 |
RANDOM構造 | 不可 | 対象外 | |
OBJECT構造 | 可 | 対象外 | |
順序 | 順序番号 | 可 | 対象 |
可:利用可能
不可:利用不可
対象:反映対象
対象外:反映対象外
注意
XMLインデックスの利用には、以下の制限があります。
複写先システムでは、XMLインデックスが付加された資源に対する反映処理をサポートしていません。XMLインデックスの定義(検索パス、XMLグループ、XMLのDSI/DSO)を削除してください。
複写先システムから複写元システムへの切り替え時に、XMLインデックスの定義(検索パス、XMLグループ、XMLのDSO/DSI)および創成を実施する必要があります。
上記条件を満たしている場合、複写元システムで利用できます。
一意性制約がない表は利用できません。“F.2 未サポート資源の対処”を参照してください。
一意性制約列の更新には制約があります。“F.2.4 一意性制約の構成列をUPDATE文:探索で更新する場合”を参照してください。
Symfoware Serverのシステム用の動作環境ファイルにDEFAULT_DSI_NAME=CODEを指定して、格納構造定義を簡略化して定義した表は利用できません。
監査ログはサポート対象外です。監査ログが複写先システムで必要な場合は監査ログをバックアップしたファイルを複写先システムに定期的に転送するようにしてください。
RDBディクショナリに定義された情報は、順序以外は反映対象外になります。
このため、各種定義情報は利用者側で両システムに同じ定義を実施する必要があります。
RERUNログとして転送されるのは表の更新ログですが、複写先システムでは表への反映処理の延長でインデックスも更新されます。