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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

E.5 リカバリ

BC管理DBのデータはRERUNログ取得・反映を行う上で非常に重要となり、BC管理DBのデータが破壊されるとバックアップセンタ運用が停止します。
このため、BC管理DBを配置している資源にメディア障害が発生した場合やロールバック不可閉塞となった場合など、閉塞した資源に対してアーカイブログを適用して障害が発生した直前の状態までリカバリする必要があります。

なお、障害が発生した直前の状態までのリカバリを行わなかったり、リカバリ処理が失敗した場合は、該当するロググループの資源をすべて全件複写すると共に、RLPの復旧(RLP環境の初期化、またはRLPの再作成)を実施する必要があります。

注意

Symfoware Serverの機能を利用して、BC管理DBのリカバリを行う場合、以下の操作の停止が必要な場合があります。

  • 両システム共通

    • BC管理DB作成・削除

    • rdbbcmapコマンド

    • rdbbconlineコマンド、rdbbcofflineコマンド

  • 複写先システム

    • rdbbcrefコマンド

参照

  • RLP環境の初期化については“運用ガイド”の“RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。

  • RLPの再作成については“運用ガイド”の“RLPの再作成”を参照してください。