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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

3.1.4 クラスタアプリケーションの構成

クラスタシステムは、クラスタシステムを構成するハードウェア資源やソフトウェア資源を、活性化または非活性化する制御をします。また、故障監視を行う単位ごとに、リソースとして管理します。

リソースを組み合わせて構築した、クラスタシステム上で動作する業務の単位を、クラスタアプリケーションといいます。クラスタアプリケーションは、組合せによって、スタンバイ型またはスケーラブル型の運用形態を持ちます。Active DB Guardではフェイルオーバ運用、ロードシェア運用ともにスタンバイ型のクラスタアプリケーションおよびスケーラブル型のクラスタアプリケーションを使用します。

3.1.4.1 フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションの構成

フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションについて、以下に説明します。

1:1運用待機

スタンバイ機能の場合

図3.8 1:1運用待機のクラスタアプリケーションの構成(スタンバイ機能の場合)

ホットスタンバイ機能の場合

図3.9 1:1運用待機のクラスタアプリケーションの構成(ホットスタンバイ機能の場合)

カスケード

図3.10 カスケードのクラスタアプリケーションの構成

N:1運用待機

図3.11 N:1運用待機のクラスタアプリケーションの構成(N=2の場合)

3.1.4.2 ロードシェア運用のクラスタアプリケーションの構成

ロードシェア運用の場合、運用形態によりクラスタアプリケーションの構成が異なります。

1:1運用待機

フェイルオーバ運用の1:1運用待機と同じです。

参照

フェイルオーバ運用の1:1運用待機のクラスタアプリケーションの構成については、“3.1.4.1 フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションの構成”を参照してください。

カスケード

フェイルオーバ運用のカスケードと同じです。

参照

フェイルオーバ運用のカスケードのクラスタアプリケーションの構成については、“3.1.4.1 フェイルオーバ運用のクラスタアプリケーションの構成”を参照してください。

スケーラブル運用の場合

図3.12 スケーラブル運用のクラスタアプリケーションの構成

N:1運用待機

図3.13 N:1運用待機のクラスタアプリケーションの構成(N=2の場合)