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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

1.2 ファイルの構成

Active DB Guardのファイル構成図を以下に示します。

図1.2 Active DB Guardのファイル構成

Active DB Guardで使用するファイルについて、以下に説明します。

RDBシステム単位のファイル

RDBシステム単位で使用するファイルについて、以下の表に示します。

表1.2 RDBシステム単位のファイル

ファイル

個数

ファイルの配置先

ファイルの種別

複写元システム

複写先システム

BC構成パラメタファイル

1

Symfoware ServerのRDB構成パラメタファイルでの指定ファイル

UNIX系ファイル

BCログ管理ファイル

1

BC構成パラメタファイルでの指定ファイル

ローデバイス
または
UNIX系ファイル

○:必要
×:不要

RLP単位のファイル

RLP単位で使用するファイルについて、以下の表に示します。

表1.3 RLP単位のファイル

ファイル

個数

ファイルの配置先

ファイルの種別

複写元システム

複写先システム

RLP動作環境ファイル

1

BC構成パラメタファイルの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

RLP管理オブジェクト(注1)

1

rdbbcmndbコマンドの出力ファイル内の指定先

データベーススペース

RLM(注2)

2

rdbbcrlmコマンドでの指定ローデバイス

ローデバイス

RLCファイル(注2)

3以上64以下

rdbbcrlcコマンドでの指定ローデバイス

ローデバイス

RLC退避ファイル

複数

rdbbcrlcコマンドでの指定ファイル

UNIX系ファイル

RERUNログ抽出ファイル

複数

RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

×

RERUNログ抽出作業域

複数

RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ

UNIX系ファイル

×

RERUNログ引継ぎファイル

1

RLP動作環境ファイルでの指定ローデバイスまたはディレクトリ

ローデバイス
または
UNIX系ファイル

×

資源識別子抽出ファイル

1

rdbbcmapコマンドでの指定ファイル

UNIX系ファイル

○:必要
×:不要

注1)RLP管理オブジェクトは、Symfoware/RDBの表およびインデックスです。
このため、他のSymfoware/RDBの表およびインデックスと同様に、RLP管理オブジェクトの格納先としてローデバイスまたはUNIX系ファイルに作成したデータベーススペースが必要です。
なお、RLP管理オブジェクトを格納するローデバイスまたはUNIX系ファイルは、RLP単位に必要です。

注2)RLM/RLCファイルは、危険分散および負荷分散の観点からデータベース資源とは異なるディスク上に作成することを推奨します。また、同じディスク上に作成した場合、互いの資源に対するI/O性能に影響を及ぼし最大性能を発揮できません。

Symfoware Serverのデータベース資源については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

注意

ネットワークファイル(NFSなど)は未サポートです。