Active DB Guardのファイル構成図を以下に示します。
図1.2 Active DB Guardのファイル構成
Active DB Guardで使用するファイルについて、以下に説明します。
RDBシステム単位で使用するファイルについて、以下の表に示します。
ファイル | 個数 | ファイルの配置先 | ファイルの種別 | 複写元システム | 複写先システム |
---|---|---|---|---|---|
BC構成パラメタファイル | 1 | Symfoware ServerのRDB構成パラメタファイルでの指定ファイル | UNIX系ファイル | ○ | ○ |
BCログ管理ファイル | 1 | BC構成パラメタファイルでの指定ファイル | ローデバイス | ○ | ○ |
○:必要
×:不要
RLP単位で使用するファイルについて、以下の表に示します。
ファイル | 個数 | ファイルの配置先 | ファイルの種別 | 複写元システム | 複写先システム |
---|---|---|---|---|---|
RLP動作環境ファイル | 1 | BC構成パラメタファイルの指定ディレクトリ | UNIX系ファイル | ○ | ○ |
RLP管理オブジェクト(注1) | 1 | rdbbcmndbコマンドの出力ファイル内の指定先 | データベーススペース | ○ | ○ |
RLM(注2) | 2 | rdbbcrlmコマンドでの指定ローデバイス | ローデバイス | ○ | ○ |
RLCファイル(注2) | 3以上64以下 | rdbbcrlcコマンドでの指定ローデバイス | ローデバイス | ○ | ○ |
RLC退避ファイル | 複数 | rdbbcrlcコマンドでの指定ファイル | UNIX系ファイル | ○ | ○ |
RERUNログ抽出ファイル | 複数 | RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ | UNIX系ファイル | × | ○ |
RERUNログ抽出作業域 | 複数 | RLP動作環境ファイルでの指定ディレクトリ | UNIX系ファイル | × | ○ |
RERUNログ引継ぎファイル | 1 | RLP動作環境ファイルでの指定ローデバイスまたはディレクトリ | ローデバイス | × | ○ |
資源識別子抽出ファイル | 1 | rdbbcmapコマンドでの指定ファイル | UNIX系ファイル | ○ | ○ |
○:必要
×:不要
注1)RLP管理オブジェクトは、Symfoware/RDBの表およびインデックスです。
このため、他のSymfoware/RDBの表およびインデックスと同様に、RLP管理オブジェクトの格納先としてローデバイスまたはUNIX系ファイルに作成したデータベーススペースが必要です。
なお、RLP管理オブジェクトを格納するローデバイスまたはUNIX系ファイルは、RLP単位に必要です。
注2)RLM/RLCファイルは、危険分散および負荷分散の観点からデータベース資源とは異なるディスク上に作成することを推奨します。また、同じディスク上に作成した場合、互いの資源に対するI/O性能に影響を及ぼし最大性能を発揮できません。
Symfoware Serverのデータベース資源については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
注意
ネットワークファイル(NFSなど)は未サポートです。